チョコレートの季節がやってきました。甘い物は控えていても、この時季はやっぱりおいしい“チョコスイーツ”を食べたい! そんなかたのために、女子マラソン日本代表としてシドニー五輪に出場し、現在はアスリートフードマイスター・料理研究家として活躍する市橋有里さんが保存版のヘルシーチョコスイーツのレシピを伝授します!
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おからでヘルシー「おからとバナナのチョコケーキ」レシピ
こんにちは、市橋有里です。まもなくバレンタインですね。今回は、女性にうれしい栄養がたっぷり摂れ、なおかつヘルシーなチョコレートスイーツをご紹介。ご自身用にもプレゼントにもぴったり。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
《材料》(パウンド型1本分/5人分)[約1105kcal 1人/約221kcal]
おからパウダー…50g 砂糖…70g 牛乳…20cc 卵…2個 ココア…大さじ3 ベーキングパウダー…大さじ1/2 ラム酒…大さじ2 バナナ…1本(黒い斑点、シュガースポットあるものがおすすめ) オリーブオイルもしくはバター…20g
《作り方》
【1】粉類(おからパウダー、砂糖、ココア、ベーキングパウダー)をボウルに入れて混ぜ、バナナ以外の材料も全部入れてよく混ぜる。
【2】型にオーブンシートを敷いて【1】を流し入れ、縦半分に切ったバナナを上に乗せる。
【3】180℃に予熱していたオーブンで30〜40分焼く。あら熱をとって冷ましたらでき上がり。冷蔵庫に入れて数日してから食べると、しっとりいただけます。
・おからパウダーはできるだけ細かいものがしっとりと焼きあがるのでおすすめ。今回はキッコーマンのものを使いました。
・砂糖の量はお好みで調整してOK。焼き加減は、オーブンに入れて30分で一度開けて様子を見ましょう。
・冷蔵庫で数日おいたほうがしっとりします。オリーブオイルもしくはバターを入れるとパサつき防止に。
ヘルシースイーツはカラダをいたわる優しさの表れ
スイーツは罪な食べ物…だからといって完全に断ち切りストレスを溜めることはそもそもヘルシーではありません。ヘルシースイーツは心も満たしてくれ、またカラダに必要な栄養を補ってくれる私たち年を重ねた女性たちの強い味方です。
今回のスイーツもおからパウダーを入れることで、食物繊維やイソフラボンなど、女性にうれしい効果が期待できる栄養を摂ることができますよ。
この連載は今回で最後になります。ぜひ、これまでのレシピをこれからも何度も作ってみてください。今までご覧いただき、作っていただき本当にありがとうございました!
また、みなさんが作りたくなるようなヘルシーなレシピをお届けできたらと思います。皆さまがこれからも健やかな日々を過ごせますように!
◆教えてくれたのは:料理研究家・市橋有里さん
いちはし・あり。1977年11月22日、徳島県生まれ。アスリートフードマイスター・料理研究家・ランニングアドバイザー。1999年、世界選手権セビリア大会銀メダル獲得。2000年、シドニーオリンピック日本代表。「マラソン界のシンデレラ」とも呼ばれ、現在はランニングアドバイザーとして女性誌でランニングモデルをするほか、料理イベントをするなど、活躍の場を広げている。https://ameblo.jp/ariblo-ichihashi/