玄関は出かけるときに持つモノがあったり、帰ってきたときにモノをとりあえず置いたり、スペースの割にモノが集まりやすい場所。モノにあふれて使いづらくなっていませんか? そこで、『暮らしが整う「片付けない」片付け』(アスコム)の著者で、整理収納アドバイザーのkayokoさんが実践している収納のポイントと掃除を楽にするテクニックを参考に、整った暮らしの第一歩を玄関から始めてみましょう。
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玄関の収納ポイント3つ
家の顔でありながら、ものが散乱しがちな玄関。なるべく苦労せずにきれいに保つために、まずはkayokoさんが作った3つのズボラルールを学びましょう。
靴はひとり2足まで出しっぱなしでOK
kayokoさんは当初、玄関の見栄えをスッキリとさせるために、ひとり1足までは出しっぱなしでOKというルールを作りましたが、靴が少なすぎても不便で、毎日のこととなるといちいちシューズボックスを開けて取り出すのは面倒だったそうです。
「そこで、ちょっと履きのサンダル1足と外出用の靴1足をデフォルトに。1人2足は出していいとして、4人家族で計8足は出ています」(kayokoさん・以下同)
傘は突っ張り棒にかける
狭い玄関に傘立てを置いて、そこに無尽蔵に傘が何本も刺さっているとごちゃついた印象になってしまいます。そもそも傘立てを置かないことが玄関をスッキリと見せるコツです。
「シューズボックスの棚に突っ張り棒を設置して、傘はそこにかけるようにしています。傘立てを買わなくていいし、突っ張り棒ならほかの用途にも使えるし、一石二鳥です」
マスクや小物は家具の色調に合わせた収納に入れる
コロナ禍になり、外出に必須となったマスク。玄関に置いておけたらラクですが、そのまま置くと見栄えが悪いですよね。そのほか、車の鍵や日常的なアクセサリーなど、玄関につい起きがちでごちゃごちゃとした印象を与えるものは、収納ボックスにまとめましょう。
「家具の色調に合わせた収納に入れれば、ごちゃついて見えません」
ちなみに、kayokoさんは「無印良品」の引き出しをマスク用に使っています。