
汗ばむような陽気も増え、行楽シーズン真っ只中、そして5月8日は母の日でもあります。そこで、皇后雅子さまと幼き愛子さまの行楽ファッションをチェックしてみましょう。ご公務とは違った、少しリラックス感のあるコーディネートに注目です。
ややオーバーサイズのストライプ柄のセットアップできちんと感をキープ
2003年4月12日~16日、神奈川県の葉山御用邸に滞在されたご一家。そのスタート1日目は、雅子さまはゆったりめのセットアップ、愛子さまは水色のセットアップというコーディネートでした。



雅子さまはストライプ柄のややゆったりめのパンツスーツというシンプルなファッションでした。ラフなシルエットながら、足元のパンプスは黒で、バッグも黒でそろえられ、旅行のスタート日ということもあってかきちんと感を演出。大ぶりのイヤリングや存在感のある腕時計など、ご公務とはひと味違った特別感のあるお出かけスタイルが印象的でした。
立ち歩きができるようになった愛子さまも水色のセットアップに白い靴というさわやか配色のファッションで一生懸命歩く姿に、心が和まされます。
お忍びの公園デビューでは母娘そろってラフなパンツスタイル
2003年7月、“普通の子供たちと遊ばせたい”という思いで、お忍びで東京・明治神宮外苑の児童公園にお出かけになったご一家。



この日は公園へお出かけとあって、動きやすいチノパンをはかれた雅子さま。トップスはややオーバーサイズのラルフローレンのシャツを、腕を少しまくりあげてお召しになり、こなれ感がありました。愛子さまは白×ネイビーのボーダーのトップスにネイビーのパンツというさわやかなマリンスタイルでした。
雅子さまは、居合わせた他の子供の母親と笑顔で話をするなど“公園デビュー”を楽しまれたようでした。
雅子さまは赤、愛子さまはピンクの同系色コーディネートで長野へ
2005年8月、ご静養のため、新幹線で長野県へ。この日の母娘コーディネートは、とても色使いがおしゃれで、当時話題になりました。



白地に赤のラインがはいったジャケットに、赤のトップス、センタープレス加工が施された白のワイドパンツを合わせられた雅子さま。愛子さまは、淡いピンクの襟つきワンピースという装いで、同系色の母娘コーディネートになりました。おふたりとも足元は白でそろえられ、軽やかな印象でした。
駅前に詰めかけた多くの人を前に、はにかんだ笑顔を見せられる愛子さまの姿もありました。
白×アイスブルーのさわやかファッションでオランダご訪問
2006年8月、オランダのベアトリクス女王からの誘いで、オランダでご静養された際は、雅子さまは白のセットアップ、愛子さまはブルーのワンピースをお召しになっていました。





愛子さまにとっては、これが初めての海外。このとき、愛子さまはさわやかなアイスブルーのお洋服、雅子さまはオールホワイトのセットアップコーデというさわやかでスタイリッシュなお姿が印象的でした。ご一家は2週間、オランダ王室のヘット・アウデ・ロー城に滞在され、乗馬、サイクリングなどをして過ごされました。
小学校の親子遠足はさわやか配色の“動きやすさ重視”コーデ
2008年5月、学習院初等科の遠足で葛西臨海公園(東京・江戸川区)へ行かれた雅子さまと愛子さま。



雅子さまは、ストライプ柄のシャツに白のカーディガンを羽織られ、ネイビーのパンツを合わせた、動きやすさ重視の貴重なカジュアルスタイル。愛子さまは水色のパーカーにネイビーの半ズボン、白の帽子をかぶられ、親子そろってさわやかなブルー×白の涼しげな配色でした。
淡いブルーと白の涼しげ配色で夏の暑さを払拭
2010年8月、静岡県下田市の須崎御用邸へご静養されたご一家。この日は、雅子さまと愛子さまが見事なリンクコーデでした。




雅子さまは淡いブルーのジャケットに、パンツとインナーを白でそろえられることで、白のIラインが生まれ、すっきりとした印象のさわやかスタイル。足元も白×ネイビーのバイカラーのパンプスで、淡いトーンのコーディネートにメリハリをつけ、スタイルアップを叶えていました。
愛子さまは、水色のワンピースに白の靴下と靴で雅子さまと同じく、涼しげな配色のコーディネート。手元にはかごバッグを持たれ、さらに夏らしく軽快な印象でした。
●皇后雅子さまの春らしいパステルカラーファッション|「華やかさの中に上品さが溢れている」スタイリストが見る着こなしのワザ