ヘア&メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は、さりげない色気をプラスしてくれるアイカラーの使い方を指南。記事一覧はこちら。
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私たちはアイパレット世代なので、アイライナーやマスカラは使ってないけど、アイカラーは欠かせません、という人が多い。アイカラーの色で、メイクした感が出しやすいからかな。大人にはむしろ、アイラインやマスカラが必要なんですけどね。
実はアイカラーって、難しいんですよ。使い方によってはおばさんぽくなっちゃうから、女優さんでもアイカラーの色が目立つかたって、あまりいらっしゃいませんよね。特に、色がくっきり出るアイカラーをつけるのって、実はセンスが必要で難易度も高い。でも、大人に必要な使い方もあるんですよ!
まぶたは他の皮膚に比べて薄くて、ちょっと濡れたような輝きがある。だから、色気を醸し出せるパーツなんです。とはいえ、大人になると、どうしてもまぶたがくすんでくる。それをファンデーションなどでカバーしてしまうと、せっかくのお色気がなくなっちゃう。で、どうすればいいかというと、アイカラーのニュアンスをプラスするんです。
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で“奇跡のアラフィフ”とエイジレスぶりが話題になっている石田ゆり子さんのまぶたですよ! 色の印象はないけど、目元に色気があるでしょ。あのツヤやかな感じがお手本です。