月額制・定額制で好きなだけ音楽を聞いたり、商品のレンタルや購入ができたりするサブスクリプションサービス。エンタメやファッション、食料品や花など、さまざまなジャンルがありますが、最近はコンタクトレンズの“サブスク”も市民権を得てきています。そこで、節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんに、コンタクトレンズのサブスクの魅力について聞きました。
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コンタクトレンズのサブスクって?
コンタクトレンズのサブスクリプションサービスは月ごとに定額を支払い、1か月分のコンタクトレンズを毎月配送してもらうサービスです。1dayや2weekなどライフスタイルに合わせてタイプやプランを選ぶこともできます。
サブスクでコンタクトレンズを購入するメリット
レンズを破損して足りなくなった場合は規定の範囲内であれば無料で追加や交換ができたり、度数が変わったときは残っているレンズを交換してもらったりすることができます。また、コンタクトレンズの種類を変えたいときに交換可能なサービスもあるので、気軽にいろいろなコンタクトレンズを試すことができます。
買いに行く手間が減って時短に
購入のたびに店舗に行く必要がないので時短になりますし、買い忘れて不便な生活をしなくてはいけない、ということもなくなります。
また、とくに2weekのコンタクトレンズなどは、期限を過ぎてもうっかり使ってしまうこともあると思います。でも、サブスクなら定期的に新しいコンタクトレンズが届くので、正しい交換期間を守りやすいというのも魅力です。
格安のサービスなら月額1900円の「dicon」
コンタクトレンズのサブスクのなかでもおすすめなのが「dicon(ダイコン)」です。年会費が3000円かかりますが、月額は1900円。商品によるものの、1dayコンタクトレンズの相場は1か月分(60枚)で5000円前後なので、かなりお得です。ネコポス便なら送料も無料です。
格安の理由はメーカーが直販価格&広告費をかけていないこと
直接目に入れるものですし、安いと不安に感じるかもしれませんが、安さの理由はちゃんとあります。
それは「dicon」が小売店などを通さず、メーカーから直接販売しているサービスだからです。マージンが発生していないので、安価での提供を実現しています。
さらに、有名タレントを起用した宣伝を行っていないことも安さの理由です。有名コンタクトレンズメーカーの広告に比べると華がないようにも感じますが、広告費の削減が価格に直結していると考えられます。
ケア不要の1dayコンタクトがお得
「dicon」では1dayコンタクトレンズの取り揃えも充実しています。1dayタイプにコスパが悪いイメージを持っているかたもいるかもしれませんが、洗浄液などのケアが不要なので、実はさほどコストは変わりませんし、手間も減ります。また、毎日清潔なレンズをつけることができることを考えれば、メリットの方が大きいとも考えられます。
もちろん「dicon」以外にもいろいろなサービスがあるので、予算やプランを比較して自身に合うものを探してみてください。
◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん
節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/
構成/吉田可奈