セルフ猫背チェック&正しい姿勢を知ろう
でも、いつもよい姿勢でいようと意識しても、なかなかできるものではありません。自分が猫背という自覚がなくても、すでにそうなっている可能性もあります。猫背をチェックするとともに、正しい立ち姿勢を知って実践しましょう。
チェックリストで自分の猫背度をチェック
以下のチェックリストで、当てはまるものが0ならば猫背の心配なし。1~5ならば猫背の傾向があり、放っておくと進行の可能性も。6以上だとかなり重症な猫背の可能性があります。
□いつも肩こりがある
□気がつくと地面を見て歩いていることが多い
□自然に立つと、お腹がぽっこり出ている
□お尻が垂れている
□「背中が丸まっている」「姿勢が悪いと言われる」
□靴底の外側の減りが早い
□足を引きずるように歩く癖がある
□首のあたりが張っている
□腰痛がある、または腰痛になりやすい
□うつむいてスマホや携帯をいじることが多い
□O脚
□顎を出しているほうがラク
背骨が自然なカーブを描く正しい立ち姿勢
チェック表をやってギクリとした人は、正しい立ち姿勢を意識して生活することをおすすめします。
顎が引かれ、背骨が自然なカーブを描くのが正しい姿勢です。両足をつけて肛門をしめ、頭のてっぺんが天井から引っ張られている意識でゆっくり爪先立ちしましょう。爪先立ちはかかとを1〜2cmあげるだけでOK。そのとき、体の中心は一直線になっています。
◆教えてくれたのは:片平悦子さん
一般社団法人日本パーフェクト整体普及協会代表。人生の最期のときに後悔しないソウルフォース マイスター。赤門鍼灸柔道整復専門学校卒業。整体業界35年で、5万人以上の臨床経験を持つ。全身の筋・膜・骨格調整法をパーフェクト整体として確立し、500名以上の開業3年以上の整体師にパーフェクト整体を伝授。ベストセラーとなった脳脊髄液のセルフケア法『3つの体液を流せば健康になる』(三笠書房)をはじめ、著書8冊、累計15万部超え。「モゾモゾ体操(R)」も評判に。