ジャムは未開封で1年半〜2年
ジャムは砂糖がたくさん使われている保存食なので、もともと賞味期限が長い食べ物です。賞味期限が切れても、正しく保存されていた場合は食べられるといいます。未開封で正しく保存されていた場合のジャムの賞味期限は、糖度の高いびん詰めタイプで約2年。糖度が低いダイエット仕様などのジャムの賞味期限は、びん詰めタイプで約1年半といわれています。
ただし開封した場合は、開封後2週間程度が期限だと考えて下さい。当然、カビなどが生えてしまったら食べられません。カビや腐敗を防ぐために、取り出す際には毎回清潔なスプーンを使うようにしましょう。また大容量のものは使い切れないことも多いので、頻繁に食べない場合は、小分け冷凍をして都度解凍するか、小瓶を選ぶほうが結果的に節約になることもあります。
調味料やカップ麺も見た目やニオイに変化がなければOK
調味料も品質が変化しづらいので、未開封の場合は期限切れでも食べられることが多いです。また、カップ麺は期限を過ぎても見た目やニオイに変化がなければ、お湯を入れて通常の調理法で食べて大丈夫といわれています。半年程度と賞味期限が短いですが、カップ麺は非常食になるため、ローリングストックを心掛け、期限が近いものから消費するようにしましょう。
◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん
節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/
構成/吉田可奈