料理・レシピ

ダイエット外来医師がおすすめする「オレオ」たっぷりの手作りダイエットスイーツ

オレオのチーズケーキ
オレオのチーズケーキ(Ph/『午後3時に食べるだけダイエット やせるスイーツ』(秀和システム)より)
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ダイエット中でもどうしても食べたくなる甘いおやつ。無性にわきでる欲求とはどう付き合うとよいのでしょうか。教えてくれるのは、新著『午後3時に食べるだけダイエット やせるスイーツ』(秀和システム)を上梓したダイエット外来の医師・工藤孝文さん。工藤さんは「午後3時に食べれば、スイーツを食べても太りにくい」と話します。その理由は? おすすめのスイーツとともに教えてもらいました。

スイーツを我慢しすぎるのは逆効果

SNSを開けば、コンビニに立ち寄れば、いや応なしに目に飛び込んでくる“スイーツ情報”。ダイエット中の身には目に毒ですね。だけど、我慢する必要はない。むしろ、「甘いものを食べると太るから」とスイーツを一切絶つと、そのストレスや反動でかえって過食に走り、ダイエットには逆効果になる。そう、工藤さんは警鐘を鳴らします。

おやつを我慢している女性
我慢がかえって過食につながることに(Ph/イメージマート)
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「私はあえてスイーツを食べることをすすめています。ただし、食べるならもっとも太りにくい午後3時頃に食べること。この時間帯は脂肪を溜め込もうとする『BMAL1』、別名“肥満遺伝子”の働きが低下するからです。またおやつのおともには、ブラックコーヒーを。脂肪燃焼効果がある『クロロゲン酸』というポリフェノールの一種を含み、食前に飲むと過食予防に、食後に飲むと糖質の吸収を抑制します」(工藤さん・以下同)

では、おやつはどんなものを選ぶとよいでしょうか。

オレオ
オレオも使い方によってはダイエットスイーツに(Ph/photoAC)
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今回は『午後3時に食べるだけダイエット やせるスイーツ』から、工藤さんが太鼓判を押すスイーツのレシピをご紹介。どれも砂糖もカロリーもありながら、美容と健康に役立つ成分が入っているスイーツです。

まずは、バターやチョコレートを適度に使い、食べ応えや満足感、そして幸福感まで味わえるシリアルバーから。

「マシュマロチョコのシリアルバー」レシピ

マシュマロチョコのシリアルバー
マシュマロチョコのシリアルバー(Ph/『午後3時に食べるだけダイエット やせるスイーツ』(秀和システム)より)
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《材料》(2人分)

バター…10g グラノーラ…50g マシュマロ…50g ピーナッツ…50g チョコレート…50g

《作り方》

【1】ピーナッツは包丁で粗く砕く。

【2】フライパンを弱火で熱し、バターを入れる。溶けたらマシュマロとチョコレートを加えて混ぜる。

【3】マシュマロとチョコレートが溶けたら、グラノーラと【1】を加えて混ぜ、火を止める。

【4】約15×10cmの容器にオーブンシートを敷き、【3】を移す。粗熱が取れたらラップをして、冷蔵庫で冷やす。

【5】お好みの大きさに切る。

ナッツがぎっしり詰まったシリアルバーのでき上がり。ブラックコーヒーともよく合いそうです。

このシリアルバーのポイントは、ピーナッツを多めに使っていること。アーモンドやクルミ、カシューナッツ、ピーナッツなどのナッツ類は脂質が多いので敬遠する人も多いですが…。

「確かにナッツ類には脂質が多いです。ただしその多くは体内に蓄積されにくい不飽和脂肪酸なので、ダイエット中でも安心して食べられます。脂質が豊富なので少量でも満腹感を覚えやすく、腹もちもいいでしょう。またピーナッツには食物繊維が豊富で、腸内環境を整える効果も期待できます」

またチョコレートも脂質が多くダイエットの敵と思われがちですが、「チョコレートの原料であるカカオマスは体脂肪をつきにくくするポリフェノールが含まれています」と、いい面も。