
6年間で1000万円を貯めた時短節約家のくうちゃんさん。「元々は毛穴やほうれい線、乾燥などの肌悩みが多かった」と言いますが、節約を始め、スキンケアを見直してからお肌もグンとキレイになったと評判です。今回は、節約だけど美肌になれるアラフォーのスキンケア術を教えてもらいました!
将来の美容費の節約のために、日々の肌ケアを見直し
20代の頃のくぅちゃんさんは看護師という仕事柄夜勤も多く、乾燥や赤み、ニキビなど肌悩みが尽きず高い化粧品を使ってみたり、エステに通ってみたりしたけれど、特に効果も実感できなかったといいます。

「節約を始めてから、『将来、美容にかかるお金を節約しよう』と毎日のスキンケアを見直し、お金をかけるものとかけないものを見極めて、自分なりのスキンケア法を6年くらい続けた結果、肌の調子がよくなりました。
毛穴が目立つ、赤みが出やすい、乾燥がひどい、ほうれい線が目立つなどの肌悩みには、とにかく保湿が大事だと思って、節約しながらとにかく保湿しています」
基礎化粧品は保湿重視でセレクト
節約を始める前は、1本3000円以上の化粧水と乳液を使っていたそうですが、現在は800円程度のプチプラに変更。

「基礎化粧品はもちろん保湿重視。肌ラボの『極潤』はリーズナブルなのにヒアルロン酸がたっぷり入っているのが気に入っていて、化粧水と乳液を愛用しています。これらは月1のウエルシア薬局のお客様感謝デーのときにTポイントで購入。プチプラかつ、現金を使わずに購入しているので、その分、美容液だけは少しよいものを使ってメリハリをつけています」
毎晩のシートマスク「1枚23円」だから続けられる
保湿重視のスキンケアで特におすすめなのが、シートマスク。くぅちゃんさんが愛用しているのは「クオリティファースト」のシートマスクです。
「以前もシートマスクは時々していたのですが、やると肌の調子がいい。だったら毎日やりたいなと思い、高価なものを時々使うのではなく、安くてコスパのよいものを毎日使おうと決めました。
クオリティファーストのシートマスクは、楽天のお買い物マラソンやスーパーセールのときに、30枚入りで690円で買えることもありました。1枚あたりたったの23円なのでコスパも最高。私は2パックずつ購入。楽天ポイントで買うので現金は使いません。
夜のスキンケアは、軽く化粧水をつけたあとにシートマスクをして、美容液、乳液をつけて終了です。お風呂上がりのシートマスクを毎晩続けるようになったら、乾燥やほうれい線、毛穴も気にならなくなって、本当に肌の調子がよくなりましたよ。
若いときは、毛穴パックなどで『取る』ことを重視していましたが、今はとにかく『潤いを与える』ようにしています」
朝は拭き取り化粧水で時短
朝は洗顔をやめて、拭き取り化粧水に変更。

「拭き取り化粧水でやさしく拭き取れば、汚れは取れるので朝はそれでいいなと。ビチャビチャと顔を洗わなくて済むのでけっこう時短になるんです(笑い)。その後、美容液、乳液、日焼け止めという順番です。もともと肌が白く赤みが出やすいタイプなので、季節問わず日焼け止めはしっかり塗っています」
保湿重視のスキンケアで肌に自信が
プチプラコスメを使ったシンプルケアをコツコツと続けた結果、肌悩みが改善し、自信が持てるようになったという、くぅちゃんさん。
「肌悩みが多かった20代、子供が生まれてからはスキンケアどころじゃなく最悪な状態でしたが、40代になった今はすっぴんでも顔色が良くなって色々なことに自信が持てるようになりました。自信が持てるとさまざまなことが良い方向に進むんです。気の持ちようって大事だなと実感しています」
マスク生活が当たり前になった今、肌が隠れているからとケアを怠っていると大変なことに。将来の美容費の節約のためにも、くぅちゃんさんの節約スキンケアをぜひ参考にしてみましょう!
◆教えてくれたのは:時短節約家・くぅちゃんさん

会社員の夫、2人の息子の4人家族。看護師専門学校を卒業後、看護師に。結婚、出産で2回の転職を経て18年間、看護師を務める。共働きにも関わらずお金がたまらず、子供の教育費など将来に不安を感じ始め、節約に目覚める。節約に手間も時間もかけない「時短節約家」として注目を集め、テレビや雑誌に多数登場。著書に『節約主婦の今すぐ真似できる1000万円貯蓄』(KADOKAWA)がある。Instagramフォロワー数はメインチャンネル、サブチャンネルあわせて16.3万人(2022年11月現在)。https://www.ku-chan-zitansetuyaku.work
撮影/黒石あみ 取材・文/青山貴子