
天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは11月24日、東京・上野の東京国立博物館で開かれた、同館創立150年を記念した特別展『国宝 東京国立博物館のすべて』を鑑賞されました。ご一家は、安土桃山時代の絵師、狩野永徳の晩年の作品「檜図屏風(ひのきずびょうぶ)」など、国宝の数々をおよそ1時間半にわたって鑑賞されました。ご一家がそろって公の場に出るのは、一昨年1月に大相撲を観戦されて以来。

ご家族で「ライトグレー」のリンクコーデをご披露
この日のご一家のファッションは、ライトグレーがポイント。雅子さまは2019年9月に行われた「国民体育大会」にご出席の際など、これまでも何度もご公務で着用されたライトグレーのパンツスーツをお召しに。愛子さまは、ライトグレーとネイビーのバイカラーのノーカラージャケットに、ネイビーのスカートというコーディネート。天皇陛下は、濃紺のスーツに、ライトグレーベースにネイビーのドット柄のネクタイをお召しになり、ご一家でリンクコーデで臨まれました。





雅子さまと愛子さまはパールのアクセサリーをお召しになり、アクセサリーもリンク。愛子さまがトレンドの“何もはいらない”超ミニバッグをお持ちになっているのが印象的でした。
モスグリーンのアンサンブルに黒小物を合わせたツートーンコーデ
その2日後の26日、今度は天皇皇后両陛下がお二人で、明治神宮会館で開かれたボーイスカウト日本連盟創立100周年記念式典にご出席。天皇陛下は自身の体験を振り返りながら、「スカウト運動の一層の発展と、日本、そして世界の子供たちが健やかに育っていくことを願います」と述べられました。

同連盟のキャンプや富士山登山などさまざまな行事に参加されてきた陛下はこの日、ボーイスカウトの「名誉富士スカウト章」をつけられ、「自然への理解を深め、自然を友として親しむ心や能力を育むスカウトの活動は大変意義深いもの」とお話になっていました。
この日雅子さまがお召しになったのは、2018年11月に出席された日本PTA創立70周年記念式典など何度もご着用されてきた、襟とカフスにベルベットをあしらったグリーンのアンサンブルでした。





雅子さまがお召しになったジャケットは、襟にブレードがあしらわれ華やかさ満点。深みのある上品なダークグリーンに黒のシックなベルベットがあしらわれていて落ち着いたエレガントさがあります。顔周りのアクセサリーにはパールを選ばれ、明るい印象でした。
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