「大人の休日倶楽部パス」はどうやって買う?「えきねっと」がイチオシ
価格を気にせずに行きたい場所へアクセスできるのは、何とも言えない開放感がありますよ。
「大人の休日倶楽部パス」はJR東日本の会員組織「大人の休日倶楽部」の会員限定のきっぷなので、利用するには、まず「大人の休日倶楽部」の会員になることが必要です。入会資格は満50歳以上で、年齢により「ミドル」と「ジパング」があり年会費や特典も異なります。今回は満50歳から入会できる大人の休日倶楽部ミドルを例にご紹介します。
「大人の休日倶楽部」の会員に申し込む
専用のクレジットカード「大人の休日倶楽部ミドル」へ申し込むことで入会となります。年会費は2624円(会員費2100円+カード年会費524円。初年度は無料)。Webから申し込みをすれば1週間程度でクレジットカードが手元に届くので、1月に「大人の休日倶楽部パス」を利用したい方は早めに手続きを。
なお、「大人の休日倶楽部パス」以外にも、会員限定のきっぷの発売やJR東日本やJR北海道の乗車料金が5%引きになるなどの特典もあります。
会員限定のきっぷの購入は、みどりの窓口や券売機でOK
「大人の休日倶楽部パス」は、みどりの窓口のほか駅の券売機で「大人の休日倶楽部ミドルカード」(クレジットカード)を利用して購入ができます。特急や新幹線の指定席も「大人の休日倶楽部パス」を挿入すれば、券売機で手配ができます。
私のおすすめは「えきねっと」の利用。「大人の休日倶楽部パス」を「えきねっと」で購入すると、その履歴を利用して指定席特急券も0円で6回までネット上で予約ができます。受け取りまでは予約の変更も可能で、座席もシートマップから選べるので、ネットの利用が苦でなければ便利です(乗車前に駅の券売機でチケットの受け取りが必要です)。
冬ならではの旅支度 宿へは早めに、天候に注意し装備も万全に
最後に冬の雪国を旅する場合はいくつか注意が必要です。暗くなると初めての場所は勝手がわからないので日没までに宿に入るのをおすすめします。また天候や悪天候による列車の運行情報にも注意しましょう。
これからの季節、足元は雪仕様の靴が必携です。また雪が降ると屋外はキャスターが転がらないことがあります(駅から徒歩3分のホテルなので歩いて行こうと思って大変な目にあったことがあります)。屋内は総じて暖かく、列車内も例外ではありません。脱ぎ着がしやすい重ね着スタイルがおすすめです。
装備は必要ですが、冬ならではの神秘的な景色に出会える楽しみもあります。どうぞ、温かくしてお出かけください。
◆教えてくれたのは:旅行ジャーナリスト・村田和子さん
旅行ジャーナリスト。「旅を通じて人・地域・社会が元気になる」をモットーに、旅の魅力を媒体で発信。宿のアドバイザー・講演なども行う。子どもと47都道府県を踏破した経験から「旅育メソッド(R)」を提唱、著書に「旅育BOOK~家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ(日本実業出版社・2018)」。現在は50歳を迎え、子どもも大学生となり、人生100年時代を楽しむ旅を研究中。資格に総合旅行業務取扱管理者、1級販売士、クルーズアドバイザーなど。2016年より7年間、NHKラジオ『Nらじ』月一レギュラーを
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