
暖かくなり、ファッションも一気に春めく時期。ベーシックで明るく顔映えもいい「白」ファッションが着たくなります。そこで、皇后雅子さまの春の白ファッションをチェック。小物や素材で清々しさをプラスしている着こなしに注目です。
繊細なレーストップスをのぞかせて軽やかさを演出
1996年6月、神奈川県にある中央福祉学院をご視察の雅子さまがお召しになったのは、クリーム色のジャケットにレースのインナーでした。


インナーには、繊細な模様が高貴な雰囲気を漂わすレースのハイネックのトップスをお召しになっていました。少し長めのジャケットが縦のラインを強調し、スタイルアップコーデが成立。アクセサリーの2連パールネックレスのツヤ感が華やかさをプラスしていました。靴やバッグも白でそろえられ、麗しい白コーデです。
凛としてスタイリッシュなパンツスーツはゴールドアクセで華やかに
1997年5月、ご静養先の那須御用邸に向かうため、東京駅をご出発の雅子さまは白のパンツスーツスタイルでした。



ややロング丈のジャケットにセンタープレスのパンツというマニッシュなスタイル。靴やバッグも白でそろえられ、ゴールドのボタンやネックレスがポイントになっています。マニッシュなパンツスーツに、カチューシャで髪をまとめられ、ほんのり甘さも加えていました。
オールホワイトのロイヤルファッションは帽子やパールアクセでドレスアップ
1999年5月の春の園遊会では、デザインに特徴のある白のセットアップでお出ましに。


雅子さまがお召しになった白のセットアップは、立体感のある織り生地が特徴的。やや長めの丈のジャケットに膝丈のタイトなスカートというバランスがおしゃれなシルエットでした。靴やバッグもすべて白でまとめられ、存在感のある帽子には大きなリボンも。オール白で派手さは抑えつつ、特徴的なデザインの服や小物でドレッシーな印象でした。
カシュクールデザインのレースインナーがフェミニンな佇まい
2001年5月、ご懐妊発表後に、優しい笑顔にふさわしいレースインナーと白のセットアップのフェミニンなコーディネートの雅子さま。


シンプルな白のセットアップに、カシュクールデザインが印象的なレースのトップスを合わせられ、ロマンチックで華やかな雰囲気に。すっきりショートヘアに甘めのレースのインナーで甘辛バランスもばっちりです。
ツヤ感のある白のセットアップ黒小物を合わせた洗練コーデ
2006年4月、天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さまは、愛子さまの学習院幼稚園の入園式にご出席。ツヤ感のある白のセットアップが素敵でした。



雅子さまは、シルエットのきれいな白のワンピースに同色のジャケットをお召しになっていました。入学式とあって、ジャケットの襟や裾、袖口には縁取りのデザインが施されていて特別感があります。靴とバッグは黒で引き締められ、パールのネックレスやイヤリングがさりげなく華やかさを添えていました。
パンツスーツにレースのインナーとパールアクセで抜け感をプラス
2018年5月、半年ぶりの地方でのご公務で、滋賀県をご訪問の際もオールホワイトコーデでした。




白のパンツスーツに合わせられたのは、レースのトップス。小物も白を選ばれ洗練されたオールホワイトコーデでした。クリーンな白に、感覚を空けて配されたパールのネックレスがツヤ感と抜け感をプラス。レースのインナーや瑞々しいパールアクセの効果もあって、涼しげな印象です。
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