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楽天経済圏とPayPay経済圏、ポイ活するならどっち?節約アドバイザーが解説

ケースに入った小銭
ポイ活を始めるのにお金のプロがおすすめするのは?(Ph/photoAC)
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「ポイ活をするうえで何よりも大事なのが、メインで貯めるポイントをひとつに定めること」だと、節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんはいいます。そこで、特に経済圏と呼ばれる範囲が広い、「楽天」と「PayPay」について、詳しく話を聞きました。

* * *

4つの経済圏から1つをメインに決めるのが◎

ポイ活をする際によく耳にする「○○経済圏」。さまざまなサービスにまたがって貯めるポイントを集約できることから、そう呼ばれています。また、同じグループのサービスを複数利用することで還元率が上がるといった特典もあるので、ライフスタイルに合わせてメインの経済圏をひとつ決めておくのがおすすめです。

現在は大きくわけると、「楽天経済圏」「PayPay経済圏」「au経済圏」「ドコモ経済圏」の4つがあります。

QR決済の画面イメージ
QRコード・バーコード決済のほかにもサービス展開している楽天とPayPay(Ph/photoAC)
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なかでも生活のあらゆるところにサービスを展開しているのは「楽天経済圏」と「PayPay経済圏」です。いずれもQRコード・バーコード決済のほか、フリマアプリやECモールなど同様のサービス展開をしており、ポイントを貯めるチャンスが多いです。

楽天経済圏はポイ活初心者も使いやすい

「楽天市場」「楽天カード」「楽天モバイル」など、楽天経済圏のサービス名には基本的に“楽天”と入っています。ポイ活初心者に楽天経済圏がおすすめされる理由のひとつにも、このわかりやすさがあります。

楽天SPUの解説ページ
サービス名がわかりやすい楽天経済圏
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加盟店であればポイントカード提示でポイントゲット

加盟店で楽天ポイントカードを提示すれば、支払い方法に関係なくポイントが付与されるのもメリット。さらに、楽天カードのクレジット利用や楽天ペイなど、楽天のサービスで支払いをすることでさらにポイントを獲得できます。

楽天ポイントが貯まるサービスが充実

ポイントサイトの「楽天リーベイツ」を使えば、提携ECサイトで買い物をすると楽天ポイントを獲得できます。

そのほか、ページを見るだけでポイントがもらえる「楽天ポイントスクリーン」やレシートを撮影してポイントを貯める「楽天Pasha」など、ポイ活アプリも充実しています。

ソフトバンクユーザーならPayPay経済圏も

PayPay経済圏は、ソフトバンクグループが提供しているサービスを中心としています。そのため、ソフトバンクユーザーであれば限定のポイント還元クーポンがあるなど、ポイントを貯めやすい傾向にあります。

PayPayのキャンペーンページ
PayPay経済圏にはYahoo!のサービスも
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ただし、PayPayポイントは、PayPayもしくはPayPayカードでの支払いにのみ付与されます。また、PayPayポイントはPayPayでの支払いにしか使えないので、貯めるにしても使うにしても制限があるので注意が必要です。

Yahoo!プレミアム会員にも特典あり

Yahoo!が行う各種サービスでも、PayPay利用の恩恵を受けることができます。特にYahoo!プレミアム会員になっていると、ECモールの「Yahoo!ショッピング」での買い物にPayPayを使うといつでも最大5%のポイントが還元されたり、「5のつく日キャンペーン」でポイント還元率がアップしたり、さらにポイントを貯めやすくなります。

PayPay経済圏はわかりづらいのがデメリット

Yahoo!もそうですが、PayPayポイントが貯まるPayPay経済圏のサービスには、「LOHACO by ASKUL」などサービス名に「PayPay」とついていなくてもポイント加算のあるサービスも多いため、わかりづらいのが難点です。

PayPayのポイント還元率が高いサービス
PayPay経済圏だとわかりづらい名前のサービスに注意!
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PayPay経済圏だと気付かずに使っているサービスがあるかもしれません。PayPay経済圏でポイントを貯めたいかたは、PayPay払いができないか買い物の際に気にかけてみるとよいでしょう。

まずは楽天経済圏でポイ活にトライ

上記を比較して、どちらの経済圏をメインにするのがおすすめか考えると、誰でもポイントを貯めやすいという点で楽天経済圏に軍配があがります。とはいえ、うまく使いこなすことでよく多くのポイントを貯めることができるので、ポイ活に慣れてきたら、より自分にあっていると思うものを見極めてみてください。

◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん

丸山晴美さん
節約アドバイザー・丸山晴美さん
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節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/

構成/吉田可奈

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