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夏の紫外線対策&おしゃれを両立させる帽子コーデ 大人女性に「キャップ」がおすすめできない理由をスタイリストが解説

ワンピースなどシンプルなファッションに合わせるのがおしゃれ

大人女性がつば広帽を被る場合、どんなファッションに合わせるとおしゃれに見せられるのでしょうか。

上下白い服にベージュのハットをかぶった女性のイラスト
つば8cm程度のシンプルデザインが使い勝手よし(イラスト/飛鳥幸子)
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「帽子自体が主張の強いアイテムなので、その他のアイテムは引き算を心掛けましょう。
帽子というアイテムが増える分、服はワンピースにして統一感を出したり、トップスとボトムスの色味をそろえたりするとバランスが取りやすいですよ。または、トップスかボトムスのどちらかを白にするといいでしょう。帽子の色がベージュ系なら、服は黒や白、ネイビーに。帽子とメリハリのある色を選ぶとキレイにまとまります。また、洋服と帽子の色味をそろえるというのも手で、手軽にまとまり感が出せます」

髪の毛を結ぶなどして顔周りをすっきりさせるとバランスよく見える

帽子は被り慣れていないせいか、「しっくりこない」「似合わない」という敬遠する人もいますが、コツはあるのでしょうか。

「帽子は、実は顔と喧嘩することもあるんですよ。私たちのいちばんの個性というのは顔になるので、顔まわりがごちゃごちゃするとバランスが悪くなるんです。髪の毛との相性もあります。帽子を被ったら、鏡の前で髪を耳にかけてみたり、耳を隠してみたり、結んでみたりと試してみることも大切。ちょっとした違いですごく印象が変わります。

もちろん、洋服とのバランスも大切。例えば、首元がシャツカラーで髪が長いと帽子をかぶったときにもっさりとした印象になるので、髪はまとめたほうがスッキリして帽子とのバランスが取れたりするもの。最終的に全身を鏡で見ながら整えることが大事なんです」

帽子をかぶる機会が増える夏。単なる紫外線対策と考えず、杉山さんのアドバイスを参考して、帽子を取り入れたエレガントなおしゃれを楽しみましょう。

◆教えてくれたのは:パーソナルスタイリスト・杉山律子さん

パーソナルスタイリストの杉山律子さん
パーソナルスタイリストの杉山律子さん(Ph/黒石あみ)
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一般社団法人スタイリストマスター認定協会代表。映画や広告、音楽業界など幅広い分野でスタイリストとして活躍後、結婚・出産を経て、2016年よりパーソナルスタイリストとして活動開始。ファッション講座やプロ認定講座を開催。顔立ちや体型、に合わせたスタイルの提案に定評がある。新著に『シンプルにはじめる 大人の着こなし入門 プロが教えるセオリー&アイデア』(翔泳社)がある。https://ameblo.jp/stylejiyugaoka719

取材・文/青山貴子

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