キャサリン皇太子妃といえば、着回し上手で、サステナブルなファッションが注目されています。ファストファッションのブランド「ZARA」の愛用者としても有名です。今回は今年、キャサリン皇太子妃が着た、ファストファッションと高級ブランドを組み合わせたコーディネートを振り返ります。
ZARAのジャケットにシャネルを合わせたスタイル
2023年10月15日にフランスのマルセイユで行われた「ラグビーワールドカップ」の準々決勝、イングランド対フィジー戦に来場しました。
この日は、「ZARA」のジャケットをチョイス。ブラックのパンツはお気に入りの「ローランムレ」。白のジャケットと合わせた一見、シンプルなモノトーンコーデのようですが、初めてお披露目されたブラックカラーの「シャネル」のミニバッグが高級感をグッと引き上げています。
過去にも、「シャネル」のバッグを持っていました。2018年1月にはボルドーカラーの「シャネル」のミニバッグを、今年の6月「ナショナル・ポートレート・ギャラリー」を訪問した際には、キルティング地の「シャネル」のクラッチバッグを手にしていました。どちらも、ファストファッションとの組み合わせではなく、約8万円の「セルフ ポートレート」のワンピースや、ダイアナ元妃も愛用した「キャサリン・ウォーカー」を合わせていました。
今回はリーズナブルな「ZARA」を誰もが知る高級ブランド「シャネル」と合わせることで、”高見え”にしていました。
「ラルフ ローレン」のTシャツにZARAを組み合わせるスタイルがお気に入り
今年は何度も「ZARA」のジャケットを着ているキャサリン皇太子妃。ジャケットとホワイトのインナーを組み合わせるのがお気に入りのようです。
2023年6月、非営利団体「ウィンザー・ファミリー・ハブ」を訪問した際に、ホワイトとブルーのチェック柄の「ZARA」のジャケットと「ラルフ ローレン」のトップスを合わせていました。
10月12日、「ビシャム アビー ナショナル スポーツ センター」で開催されたメンタルフィットネスのワークショップに参加した際にも、ロイヤルブルーのジャケットと「ローレン ラルフ ローレン」のTシャツをセレクト。
「ラルフローレン」には「ポロ」などのラインがあり、その中の一つ「ローレン ラルフ ローレン」はレディースのウェアをお手頃価格で販売しています。
目につくジャケットではなく、あえてインナーをブランドにしたキャサリン皇太子妃。肌に直接触れるので、着心地が良いというメリットもありますが、ブランドを前面に出さないというファッション上級者のセンスが光っています。