
《この度、第二子を授かりました》──3月7日、石原さとみ(38才)が第二子の妊娠と3月いっぱいで産休に入ることを明らかにした。
所属事務所の公式サイトでは、《出産は今年の初夏を予定しています》と報告し、今後については《今月14日に行なわれる日本アカデミー賞の授賞式には出席を予定しています。また、レギュラー出演しているNHK『あしたが変わるトリセツショー』の収録については、しばらくの間お休みをいただき、体調が整い次第、医師と相談した上で復帰する予定です》とした。
2020年10月に“一般男性”と結婚することを発表し、2022年4月に第一子が誕生した石原だが、待望の第二子となる。
「旦那さんは“一般人”という表現がそぐわないと感じるほどの、スーパーエリートです。東京大学を卒業後、世界的に有名な金融機関に就職。まだ30代ながら幹部に抜擢され、年収は1億円以上ともいわれています。石原さんと結婚後、グングン出世しているとか。最近は、経済メディアに“顔出し”で登場しており、金融業界ではかなり名の知れた存在になっています。しかもイケメンなので、石原さんの隣にいても“釣り合う”稀有な存在です」(芸能関係者)

河合優実が「最優秀主演女優賞」の筆頭か
まさに“天は二物を与えた”カップルと言えよう。冒頭、石原の所属事務所が明かしたように、彼女は産休前に、日本アカデミー賞への出席という大きな仕事がある。優秀主演女優賞の5人に選ばれており、3月14日に発表される「最優秀主演女優賞」の候補でもある。映画配給会社の関係者が話す。
「ライバルは、『夜明けのすべて』の上白石萌音さん、『ラストマイル』の満島ひかりさん、『九十歳。何がめでたい』の草笛光子さん、そして『あんのこと』の河合優実さんです。特に河合さんは、2024年にドラマ『不適切にもほどがある』(TBS系)でブレイクし、映画『ナミビアの砂漠』でも主演、劇場アニメ『ルックバック』では声優にも挑戦と、七面六臂の活躍でした。彼女が最優秀主演女優賞の筆頭候補という声が根強いですが、石原さんが受賞する可能性も十分あります。
『ミッシング』で石原さんが演じたのは、失踪した幼い娘を探す母親という難役でした。これまでの彼女のパブリックイメージを大きく覆すほど“振り切った”演技力で、絶望や焦燥感を見事に表現していて、映画関係者から驚きの声があがっていましたよ。2021年に『そして、バトンは渡された』で初めて母親役を演じ、優秀助演女優賞を受賞した石原さんですが、実生活でも母親になり挑んだ今作では、また一味違った圧倒的な存在感を見せています。多くの役者にとって、日本アカデミー賞の最優秀賞を受賞するのは悲願ですから、彼女も期すものがあるはず。私は石原さんがトロフィーを手土産に産休に入る、という結果を想像しています」
2024年の活躍を見れば河合を推す人は多いだろうが、映画業界に驚きを与えたという点で、石原が受賞しても決してサプライズではないという。
令和の“理想の夫婦像”
「石原さんは結婚後、俳優としてだけでなく、MCを務めるなど仕事の幅を広げています。仕事と育児を両立させ、母親の看病や手術に立ち会うなど、多忙な中、ご自身の時間をしっかりと確保されてきました。これは旦那さんのサポートがないとできないこと。二人で仕事も育児も分担しているようで、ご夫婦で協力し合うスタイルは、まさに令和の“理想の夫婦像”です」(前出・芸能関係者)
石原は結婚発表時、直筆のコメントで《お互いの理解を深めていく中で、彼となら様々な事を共有しながら、どんな困難も乗り越えていけると確信いたしました》と綴っていた。会社で出世街道をひた走る夫とともに、上昇気流に乗ったまま、運命の授賞式を迎えることになる。
