
NHK連続テレビ小説『あんぱん』でヒロインを務め、「世界陸上」では“熱すぎる男”の隣で笑顔を振りまき、年末の『NHK紅白歌合戦』では初の司会に抜擢──今田美桜(28才)にとって2025年は激動の年と言えるだろう。
快進撃の一方で、心配されるニュースも入ってきた。11月24日に予定されていた「今田美桜スペシャルイベント」の延期が突如発表されたのだ。
「今田さんはこれまでもイベントを通じてファンとの交流を大切にしてきました。今回の延期は本人も残念な思いでいっぱいだと思います」(芸能関係者)
朝ドラの撮影は長期にわたる過酷な現場だ。過去に主演したある俳優は「疲労で食事もままならないなかで、体重を落とさないことに苦労した」と語ったこともあった。
『あんぱん』のクランクアップ後も精力的に仕事をこなしてきた今田だけに、体調も心配されるが、「延期の理由は体調不良などではなく、映像作品の撮影スケジュールが当初の予定より遅れたことで、イベント日程とバッティングしてしまったこと」(別の芸能関係者)だという。

目下、今田が見据えているのが「世界」だ。前出の芸能関係者が明かす。
「韓国を舞台にした、配信作品への出演を控えています。大ヒット韓流ドラマ『愛の不時着』のようなラブストーリーで、相手役は人気韓国人俳優のチ・チャンウク(38才)が演じるそうです」
近年、日韓をまたにかけたドラマや映画に、日本人俳優がこぞって出演している。10月に配信がスタートした小栗旬(42才)主演のNetflixドラマ『匿名の恋人たち』はヒロインをハン・ヒョジュ(38才)が演じ、脚本も韓国人スタッフが担当。坂口健太郎(34才)は2024年に韓国内で配信された『愛のあとにくるもの』への出演以降、韓国でも爆発的な人気を誇っている。
「ハリウッドで研鑽を積んだスタッフも多い韓国制作のドラマは、世界的にも評価されています。いまや韓流ドラマは、アジアだけでなく世界がマーケットとなっており、出演することで“世界進出”への道が開かれるともいわれているのです。加えて、韓国は出演料が日本と比べて高い傾向にある。
俳優としての名声も、高額なギャラも手にできる、まさに“コリアンドリーム”が、日本の俳優たちに魅力的に映っているのでしょう」(テレビ局関係者)
今田の飛躍はとどまるところを知らない。
※女性セブン2025年11月13・20日号


