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《悠仁さま、2026年は「海外デビュー」に期待》愛子さまのラオス訪問が高く評価され、紀子さまに“焦り” ご訪問先の最有力候補はブータン

海外公務が期待されている悠仁さま(2025年11月、東京・大島町。撮影/JMPA)
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 2025年は愛子さまと悠仁さまにとって、実り多い年となった。愛子さまは11月にラオス訪問を無事に終えられ、海外公務デビューを果たされた。一方の悠仁さまは4月に筑波大学に入学、9月に成年式、さらに初の単独公務を行われた。そんなお二人の2026年は、どのような1年となるのか。【前後編の後編】

 将来の天皇として、次世代の皇室を先頭に立って担っていかれる悠仁さま。2026年は秋篠宮ご夫妻とともに海外ご訪問に臨む可能性が囁かれている。

「悠仁さまの成年式の準備で多忙を極められた秋篠宮ご夫妻は、2025年、海外ご訪問は叶いませんでした。しかし今後は例年通り、海外でのご公務に臨まれることになるはず。そのご訪問先として“最有力候補”とされているのが、2026年、外交関係樹立40周年を迎えるブータンです。そして、そこに悠仁さまを伴われるのではと指摘されています」(皇室ジャーナリスト)

 秋篠宮家と同国のかかわりは深い。2017年に小室眞子さんが公式訪問しており、2019年には、悠仁さまが初の海外旅行として、ご夫妻とともに同国を私的にご訪問。そして2025年9月には、大阪・関西万博で秋篠宮さまと悠仁さまが同国の展示をご覧になっている。

「愛子さまがラオスご訪問を経て、国際的にも評価を高めているいま、紀子さまは少々焦りのようなものを感じていらっしゃるのではないでしょうか。愛子さまの熱狂的な人気、そしてそれに伴う『愛子天皇論』の高まりを見て、悠仁さまの海外デビューを早めたいと考えられる可能性は高いでしょう。

 実際、天皇家の長女として、両陛下の国際親善を間近でご覧になってきた愛子さまと比較して、悠仁さまも大学時代から国際経験を多く積んでいく必要があるのではと指摘する声も多い。ブータンであればご夫妻も気心が知れていますし、本格的な国際親善デビューの場として不安はないでしょう。悠仁さまの長期休み期間に実現するのではないでしょうか」(宮内庁関係者)

12月14日には千葉大学看護学部の創立50周年式典に出席され、お言葉も述べられた(2025年12月、千葉県千葉市。撮影/JMPA)
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 愛子さまと悠仁さまのお二人が、共に海外で輝かれることが大きく期待される。一方で、そこには新たな懸念も存在しているようだ。

「天皇ご一家と秋篠宮家の海外ご訪問は日程が重複しないよう調整が必要ですが、その際はもちろん、天皇家が優先です。しかし悠仁さまは学業優先のため、ご訪問ができる時期には制限がある。悠仁さまの海外へのお披露目をできるだけ早く実現させたい一方で、『天皇家』と『宮家』という厳然とした“差”から、意のままに日程を差配することは難しく、紀子さまはジレンマを抱えていらっしゃるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)

 海外ご訪問にあたっては、国内ご公務の比にならないほど、関係各所との調整が必要不可欠だ。

「実際に訪問する日程の確保だけでなく、事前のご進講、訪問前後の武蔵野陵への参拝も必要です。その上、警備や相手国の都合も考慮しなければなりません。

 また、すでに2026年のご公務の日程は着々と埋まっているようです。15年の節目にあたる東日本大震災の被災地へのご訪問、さらに9月に愛知県での開催が予定されているアジア競技大会へのご臨席も、各皇族方が臨まれることになるでしょう。そうしたご公務の合間で、日程を調整する必要があり、両家の葛藤は深まるばかりです」(前出・宮内庁関係者)

 一方で、お二人がそれぞれのお立場で、ご公務や勤務、学業に奮闘されていくのは間違いない。

「愛子さまはラオスご訪問にあたって、日本赤十字社での勤務をおろそかにしたくないという強い思いのもと、海外ご公務とお仕事をいかに両立するかを探っておられたようです。これは、長きにわたって皇室に貢献したいというお気持ちの表れでしょう。

 今回、両国の心に響くようなご訪問を果たされた愛子さまを目の当たりにした諸外国が、“ぜひご招待したい”と、愛子さまを指名した願い出が増えることも考えられます。2026年以降も、ますます経験を深めていかれることになるでしょう」(別の皇室ジャーナリスト)

 2026年の幕開けには、次世代の皇族を担うこのお二人が初めて並び立たれることになる。

「悠仁さまが新年一般参賀に初参加される見込みです。愛子さまと悠仁さまが広く国民の前に並び立たれるのは今回が初めてのことです。さらに、悠仁さまは2月に来日予定のUAE大統領の宮中晩餐会への初参加が予定されている。そろって国際親善に臨まれることになれば、国際社会からも、日本の皇室の新たな“顔”として認知されることになるでしょう」(前出・別の皇室ジャーナリスト)

 若いお二人が、皇室の国際親善の歴史に新たな1ページを刻もうとしている。

女性セブン20261815日号