
チャーミングな笑顔と明るくハキハキした受け答えで好感度抜群なタレントの関根麻里さん(41才)。彼女のポジティブマインドは父の関根勤(72才)から受け継いだものだ。
「父の哲学は『人生は楽しい』。その哲学を私に伝えるため、赤ちゃんの頃から愛情をたっぷり注いで、私をたくさん笑わせていたそうです。当時は犯罪の低年齢化が危険視された時期で、父は専門書などで子供が人の道を踏み外さないために何をすればいいかを考えていました。その結果、子供は親や社会から見放されるとドロップアウトするけど、“人生は楽しく素晴らしい”と思うことができればギリギリのところで人の道を踏み外さないと思い、それで私に、“人生は楽しい”と繰り返し教えてくれました」(関根さん・以下同)
父が面白くも懸命に伝えた哲学を、関根さんは「楽しさ貯金」にたとえる。
「楽しい思い出が貯まれば貯まるほど、つらいことや高い壁に遭遇したときに、それらを乗り越える原動力になります。
私自身、父が教えてくれた人生哲学のおかげでいろんな困難を乗り越えられました」
父とともに、思春期の関根さんを救ってくれたのが飼っていたゴールデンレトリバーのライルだ。
「高校生の頃、いま思えばつまらないことで落ち込んで学校に行きたくなくなったときも、ライルと一緒なら外に出られました。
一緒に一歩ずつ足を進めるごとに気持ちが前向きにリセットできて“今日も一日頑張ろう”と思えた。ワンちゃんパワーに助けられました」

心がネガティブに傾くと、すべてが嫌になる。それを避けるには心身の健康を維持することが欠かせない。
「基本的なことですが、よく寝てよく栄養を摂ることが重要です。何かひとつでも自分がハッピーになれることをするのも効果的で、私は大好きなお笑いライブを見たり、ダークチョコレートを食べたりして、ポジティブマインドを取り戻しています」
父娘がともに愛する「お笑い」も前向きな人生を送るために大切な要素になる。
「口角を上げて笑うことで脳が“自分は楽しい”と錯覚して本当に楽しくなるとの研究があるほどで、お笑いやエンタメに触れて思いっきり笑うと人生がハッピーになります。つらいことがあっても少し落ち込んで気持ちを整理できたら、それを笑いに変えて家族や友達に話すことがおすすめ。『こんなことがあったけど聞いてよ!』とシェアしながら面白く話すと、さらに心が軽くなるはずです」
2児の母でもある関根さん。父から譲り受けた哲学を、自身の子供たちにも伝えていくつもりだ。
「私も娘たちにありったけの愛情を注いで、人生は本当に楽しく素晴らしいものなんだよと伝えたい。娘たちがいろいろなピンチに直面したとき、“人生は楽しい”という父譲りの哲学がそれらの危機を乗り越える力になると信じています」
【プロフィール】
関根麻里(せきね・まり)/2006年アメリカ・エマーソン大学を首席で卒業。その後、父・関根勤と同じ浅井企画に所属し、2006年6月に本格的にタレントデビューを果たす。
※女性セブン2026年5月7・14日号