
《ハムレットを観てきました。染五郎さんすごくかっこよかったです》。5月27日、インスタグラムにそう綴ったのは歌舞伎俳優の尾上眞秀(13才)だ。5月末まで東京・日生劇場で上演されていた『ハムレット』の観劇終わりとみられる投稿には、母の寺島しのぶ(53才)とのツーショットが添えられていた。
「父に七代目尾上菊五郎さん(83才)を持つ寺島さんは、梨園の名門・音羽屋の血を引く眞秀くんに対し、幼いときから観劇に連れていくなど“英才教育”を施してきました。そのため母子の姿はさまざまな劇場ロビーで見かけられるといいます」(演芸記者)
だが、この日ばかりは観劇に訪れた2人を見て、周囲は騒然としたという。
「今回『ハムレット』で主演を務めたのが、高麗屋の若きスター、市川染五郎さん(21才)だったからです。その父の松本幸四郎さん(53才)がまだ染五郎を名乗っていたとき、寺島さんとの間に“因縁”が生まれたのは世間も周知のことですから……」(前出・演芸記者)
ともに名門に生まれ幼なじみとして育った寺島と幸四郎の熱愛が報じられたのは、1997年のこと。幸四郎に隠し子がいたことが発覚するなどの波乱を乗り越え、2人は交際を続けてきた。しかし結婚秒読みとまで囁かれていた2003年、幸四郎が一転して資産家令嬢との婚約を発表し、唐突に梨園の恋は終わりを迎えたのだった。

「寺島さんにとって、婚約発表は寝耳に水でした。ショックで酒に溺れ自殺未遂に及んだとする報道もあり、狼狽ぶりは相当のものだったようです。その恨みは深く、寺島さんは幸四郎さんの結婚式と同時期に“暴露本”も出版。これに幸四郎さんの妹の松たか子さん(49才)が激怒し、両家の関係は冷え込んでしまったといいます」(前出・演芸記者)
その後、幸四郎の父・松本白鸚(83才)が寺島の父・七代目菊五郎に頭を下げるなど関係修復の動きもみられたが、2018年の「高麗屋三代同時襲名披露」では寺島の弟・八代目菊五郎(48才)が幸四郎と同じ壇上に上がらず、なおも確執は根深いとする声もあった。今回の観劇は本格的な「雪解け」の兆しなのか。
「しのぶさんは2023年、『文七元結物語』で女性俳優として初めて歌舞伎座の舞台に立つ悲願を果たし、周囲に“憑き物が落ちたよう”と話しています。幸四郎さんたち高麗屋との間に起きた苦い過去も併せて、清算できたのかもしれません」(前出・演芸記者)
2023年の時を経て、恩讐の彼方に──。
※女性セブン2026年6月25日号