
痛みに顔をしかめながら腰を叩くしぐさが、本格復帰を目指す彼女の並々ならぬ覚悟を物語っていた。7月中旬のとある夜、米倉涼子(51才)の姿は都内の高級スーパーにあった。長年悩まされてきた持病の腰痛がまだ治りきってはいないのだろう。オーガニック食材を手に取りながら腰をさすり、手でトントンと叩く。それでも口を真一文字に結び、前へ進もうとするたたずまいにトップ女優の矜持がにじみ出ていた。
「厚労省の麻薬取締部が米倉さんの自宅マンションで家宅捜索を行ったのは昨年8月。交際していたアルゼンチン人ダンサーの男性と共に違法薬物の共同所持の疑いで書類送検された彼女は、多くの仕事のキャンセルを余儀なくされ、テレビの地上波から姿を消しました。
その後、検察が不起訴処分とし、一連の捜査に“一区切り”がついたことを宣言した米倉さんは徐々に仕事を再開。8月10日と11日に谷桃子バレエ団の公演『CINDERELLA』にゲスト出演したことも大きな話題を呼びました」(芸能関係者)
米倉が演じたのは、シンデレラの亡き母の生まれ変わりである「大蝶々(マザーバタフライ)」の大役。幼少期からクラシックバレエに取り組み、15年のキャリアがある彼女にとっても身を削るような挑戦だった。
「2015年に他界した谷桃子さんに直接指導を受けた経験がある米倉さんは、谷さんがモットーとした“心で踊る”の意味を理解する教え子のひとり。もっとも、20才のときに芸能界入りしてからはバレエから遠ざかっており、厳しさを熟知している彼女だからこそオファーを受けてから3週間以上、決断できずにいたそうです。
自ら『バレエに挫折した人間』と自虐的に語りながらも、30年ぶりの公演に臨む覚悟ができたのは天国の谷さんに背中を押された気がしたからだと明かしています」(前出・芸能関係者)
悲壮な覚悟で再起の道を模索する米倉と対照的に、疑惑の恋人は日本とは地球の裏側にあたる母国・アルゼンチンで悠々自適な生活を送っている。
「昨年夏に出国して以来、もはや日本に戻る気はなさそうです。現地での生活ぶりは定かではありませんが、4か月ほど前に自身のSNSに『楽しんで、踊って、はしゃいであとは身をゆだねるだけ。これが私たちの夜の楽しみ方』とのんきな投稿をしていました。米倉さんもすでに彼には見切りをつけたそうです」(前出・芸能関係者)
8月11日に千秋楽を迎えた公演は盛況裡に終わったが、信頼を取り戻すための闘いは始まったばかり。茨の道を進む彼女の今後をファンや関係者は固唾をのんで見守っている。
※女性セブン2026年9月3日号