ダイエットの失敗は、長続きできないことがその要因として大きい。そんなダイエット中の脳と心にやる気を起こさせるには、言葉の力も必要。
「ダイエットを後押しする言葉の力に気づかされる瞬間が、本当にたくさんあります」というのは、NHKの番組でも話題を呼んだ『計るだけダイエット』の考案者で本『ためしてガッテン』(NHK)ディレクターの北折一さん。
「ダイエットに失敗する理由――それは“続かない”のただ一点。ダイエットは続くかどうかだけ、と割り切っていいと思います」と北折さんは語る。でも、その“続ける”ことが、じつはいちばん難しかったりする。
そんな女性たちを、そっと助けてくれるのが、真実を突いた“共感できる”言葉だ。
「脳的にみて、男性と女性で大きく違うのは、女性は、他者との共感という部分が発達していること。女の子が人形相手に会話ができるのもそのためで、女性の得意分野・共感力を刺激する意味でも、言葉はとても有力なツールになると思うんです」(北折さん)
理論や理屈より、共感できる言葉のほうが、素直に心に響くし、やる気も起きる。もちろん、心が折れそうなときも効果は抜群。「言われてみれば、そうだよね」と共感できれば、きっと今度のダイエットはうまくいくはず! どれでも、何度でもOK。食欲に負けそうなとき、心が折れそうなとき、声に出して読んでみよう。