20代女性の約57％が尿もれ経験あり!?多岐にわたるその原因とは？

意外と多くの女性が尿もれに悩んでいた!?

P＆Gが、新たに吸水ケアブランドを立ち上げ、あらゆる世代の女性に向けたUI（尿もれ）専用ケア製品の日本展開を開始。

10月17日に開催されたP＆Gの吸水ケア新ブランド「ウィスパー」お披露目発表会に、「ウィスパー」のアンバサダーに就任した松本志のぶさん、虻川美穂子さん、上脇結友さん、UIについて学ぶゲストの菊地亜美さんが出席。尿もれに関してトークを繰り広げた。

女性の2人に1人以上が尿もれを経験！

イベントは、ウィスパーが20代～60代女性４万人を対象に実施した調査の結果、20代以上の2人に1人以上の女性が尿もれ経験があることが発表された。尿もれは誰にでも起こりうることなんだそう。

イベントでは、尿もれ経験者であるゲストがそれぞれエピソードを披露。松本さんは「妊娠と出産がきっかけでした。自分には関係ないことだと思っていましたが、誰にでも起こりうる自然なことなのだなとわかりました」とコメント。

虻川さんは「私自身のエピソードですが、先日買い物途中に信号待ちしていると、ふとした瞬間にくしゃみが出て…UIが起こりました。UIは誰にでも起こりうることなのでうまくつきあっていきたいですね」と自身の体験談を告白した。

長年、尿もれを研究し、臨床の現場で診療している亀田総合病院ウロギネセンター長の野村昌良先生によると、UIが起きるきっかけは加齢、妊娠・出産のほかに、肥満、激しいスポーツ、座りっぱなしなどの生活習慣など、さざまざまなケースがあるんだそう。尿もれが起きる原因も人それぞれなんだとか。

菊地さんは「座りっぱなしや肥満とかもUIの原因の1つだと思うと、自分に関係ないって思えなくなりますね。実際に、UIと思ってないだけで、私もたまにあります。お手洗いのあとすぐに残尿感を感じたり。骨盤底筋が緩んでるのかも。私、UI予備軍ですね」と驚きの様子で答えた。

今回、先の調査結果をもとにした「UIクイズ」も行われた。「UI経験者は年代が上がるほど“大幅に”増えるYES or NO」という問題では、会場に集まった20代～60代の一般女性30人中13人がYESを、そしてゲストも全員YESと答えたが、正解はNO。

尿もれは、「高齢者に起こること」と認識されがちだが、先の調査では20代女性の57.1％、30代女性の64.4％が尿もれ経験を持っており、どの世代でも、その割合は6割前後であることが明らかに。

この結果に、松本さんは「ものすごく意外ですね。もう少し、年齢によって差があるのかと思っていました。年代で差がないということが驚きです」としみじみと話していた。

【データ】
P＆G吸水ケア新ブランド「ウィスパー」お披露目発表会
10月17日