11月21日~23日、天皇皇后両陛下が「親謁の儀(しんえつのぎ)」に伴い、伊勢市をご訪問。「即位の礼」と「大嘗祭」が終わったことを伝える儀式として、伊勢神宮に参拝された。 21日午後4時頃、天皇皇后両陛下が臨時専用列車で伊勢市の宇治山田駅に到着されると、駅や沿道はお祝いムード一色に。即位後初めての両陛下の県内ご訪問を、多くの市民や観光客らが喜んだ。
光沢のある白のスーツで華やかムード
この日の雅子さまがお召しになったのは、祝賀パレードを彷彿とさせる光沢のある白のスーツ。光沢だけではなくハリのある素材感と、襟元を立てるなど立体感のある着こなしが、華やかなオーラを後押ししていた。
美しさ際立つ十二単姿
22日は雨で、馬車には幌(ほろ)が付き、オープンカーの使用は見送られていた。
十二単(ひとえ)に身を包み、「おすべらかし」と呼ばれる髪を結われた雅子さまは、雨の中、外宮(げくう)を参拝された。
陛下は23日、前日と同様に儀式での天皇の装束とされる「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」に身を包み、2頭立ての馬車で参道を進んで内宮(ないくう)の中心の正殿がある正宮の前にご到着。