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浴室の根強い黒カビ汚れも無理なく落とせる!活用できる身近な3つのアイテム

白を基調とした浴室
お掃除歴35年、YouTubeのチャンネル登録者数21万人超えの“お掃除職人”きよきよさんがカビ汚れ撃退法を指南(Ph/GettyImages)
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毎日使う浴室やキッチンなどの水まわりに潜むカビ汚れ。いざ掃除してみると、なかなか取れなくて中途半端に終わってしまった、という経験をした人もいるのでは? そこで、今回はお掃除歴35年、YouTubeのチャンネル登録者数21万人超えの“お掃除職人”きよきよさんに、カビ汚れの掃除術を教えてもらいます。著書『やみつき掃除術 市販洗剤4本で感動的に汚れが落ちて家じゅう試したくなる!』(SBクリエイティブ)には、その名の通り、やみつきになってしまう掃除術が目白押しです。

お風呂場のカビなどが生えやすい場所を表したイメージイラスト
家の中でもっともカビが発生しやすいのがお風呂場(『やみつき掃除術 市販洗剤4本で感動的に汚れが落ちて家じゅう試したくなる!』より、イラスト/アライヨウコ・以下同)
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知らないうちに浴室がカビ発生の好条件になっているかも

家の中でもっともカビが生えやすい場所といえばお風呂場。浴槽の外側や天井、壁、タイルの目地などにはびこる黒いシミのような汚れは、黒カビです。

カビの原因菌は、20~30度の温度、80%以上の湿度、栄養、という3つの条件がそろうと成長し、黒カビになることのイメージ図
カビの原因菌は、20~30度の温度、80%以上の湿度、栄養、の3つの条件がそろうと成長し黒カビに
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「カビの原因となる菌は目には見えませんが、空気中に漂っています。そのカビの原因菌は、20~30度の温度、80%以上の湿度、栄養、という3つの条件がそろうと成長し、黒カビになります。栄養というのは、人のアカや食べかす、ホコリなどの汚れです。浴室でいうと、皮脂やアカを含んだ石けんかすが栄養になります。

黒カビだけではありません。浴室の床には、ピンク色のヌルヌルしたぬめりが発生しがち。これはカビではなく、皮脂などを栄養にして繁殖する細菌ですが、黒カビの原因になりかねないのでこまめな除去が必要です」(きよきよさん・以下同)

浴室の扉のゴムパッキンは塩素系洗剤とキッチンペーパーで激落ち

黒カビといって思い浮かぶのが浴室の扉のドアパッキンではないでしょうか。黒カビがつきやすく、なかなか取れない場所のひとつです。でもちょっとした工夫で、すっきり落とすことができると、きよきよさんが教えてくれました。

浴室のドアのゴムパッキンを掃除する様子
塩素系洗剤とキッチンペーパー、食品用ラップの3で激落ち!
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「用意するのは、塩素系洗剤とキッチンペーパー、食品用ラップの3つ。短冊状に切ったキッチンペーパーを塩素系洗剤(『キッチンハイター』など)の原液に浸してから、ゴムパッキンの黒カビに貼付します。さらに空気に触れないようラップでしっかり覆います。

キッチンペーパーの代わりにティッシュを使ったこともありますが、ティッシュがボロボロになったのでおすすめしません。この作業を午前中に行って、夕方まで6時間ほど放置します。1回で落ちなければ再チャレンジします」

黒カビやぬめりの温床。排水口はまとめてきれいに!

浴室、洗濯機、キッチンのシンクの排水口は、黒カビやヌメリの、髪の毛など汚れが溜まりやすい場所。どうせなら、一気に掃除するのがおすすめときよきよさんは言います。

塩素系洗剤を混ぜた洗浄液を入れたバケツに排水口の部品が浸け込まれている
塩素系洗剤を混ぜた洗浄液に排水口の部品をすべて浸け込む
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「バケツに水を入れ、塩素系洗剤を混ぜて洗浄液を作ります。洗剤のラベルに記載されている分量に従ってください。この中に排水口の部品をすべて浸け込みます。塩素系洗剤の成分、次亜塩素酸は日に当たると効果が弱まるので、バケツを日陰に置くか、フタをしておきます。

浸け込む時間は30分ほど。汚れがひどければさらに時間をかけてください。その後は水で洗い流します。浸け込むだけでほとんど汚れは落ちているので簡単です。汚れが付着しているところもブラシでこすれば取れます」

◆教えてくれたのは:お掃除職人・きよきよさん

ハウスクリーニング、ビルの清掃、ショッピングセンターの清掃などさまざまな場所でのお掃除を約34年間経験してきたお掃除のプロ。2016年に始めたYouTubeは、チャンネル登録者数21万人超え、総再生回数は2200万回超え(2021年12月現在)で、毎週金曜日更新の動画は、一般の人だけでなく、同業者からも支持されている。https://www.youtube.com/channel/UCOb2mSJVXt_Aw2pAyj3Glgw/about

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