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流行の「ショート丈トップス」はお腹が目立っちゃう…?アラフィフでも品よく着こなすコツをスタイリストが指南

グリーンのウエスト丈のトップスにデニムスカートを合わせた女性のウエスト周り
トレンドのショート丈トップス、アラフィフが上品に着こなすコツは?(Ph/イメージマート)
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近年はオーバーサイズのトップスの人気が続いていましたが、最近はショート丈のトップスも見かけるように。気になるお腹やお尻周りが隠せるオーバーサイズと違って、ショート丈だと着る自信がないという大人女性も多いかもしれません。そこで、パーソナルスタイリストの杉山律子さんにアラフィフ向きのショート丈トップスの選び方と着こなし方を教えてもらいました。

大人でも取り入れやすいのはウエスト丈

オーバーサイズのトップスを着慣れていると、ショート丈のトップスをどう取り入れたらいいのか迷う人も多いはずですが、大人女性に似合うショート丈のトップスはどんなデザインなのでしょうか。

「ショート丈といっても、10~20代の女性がおへそを見せて着るような極端に短いものではなく、ボトムスのウエスト部分が見えるかどうかくらいの丈なら、大人女性でも取り入れやすいと思います。

その中でも身幅がゆったりとしているものの方が、体のラインを拾わないので大人女性にはおすすめです。身幅がゆったりしたショート丈のTシャツで、袖がやや長めのデザインをカジュアルブランドなどでよく見かけますね。リブ素材もありですが、一般的には肉感を拾いやすい素材なので華奢な人以外にはおすすめしません」(杉山さん・以下同)

ショート丈トップスは脚長効果大

オーバーサイズのトップスにはお腹やお尻周りが隠せるというメリットがありましたが、ショート丈にはどんなメリットがあるのでしょうか。

「シャツなどをタックインする着こなしがありますが、それと同様で、ショート丈はトップスのフロント部分が短いので脚長効果が期待できます。トップスとボトムスを1対2くらいの比率にすると脚が長く、全身がほっそりして見えるんですよ。ショート丈でもリブ素材などの細身のタイプの場合、ボトムスにインしてしまったほうがスッキリ脚長に見えます」

カジュアルなショート丈トップスはキレイめアイテムと合わせる

大人女性がショート丈トップスをキレイに着こなすには、どんなボトムスと合わせるのが正解?

白のトップスにグレーのロングスカート、白のローファーをはいた女性のイラスト
ウエスト丈のショートトップスにきれいめボトムを合わせた1:2が好バランス(イラスト/飛鳥幸子)
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「流行のゆったりとしたショート丈Tシャツはカジュアルなアイテム。大人女性のイメージとはかけ離れていてチャレンジングなアイテムになるので、それ以外はキレイめのボトムスやパンプスなど大人女性らしいアイテムで固めましょう。とはいえ、フォーマルな雰囲気のものと合わせるとチグハグになってしまうので、素材感などではカジュアルを意識しつつ、デザインはキレイめのものを合わせると失敗しません。

カジュアルなTシャツだからといってデニムやスニーカーを合わせてしまうと、失敗の原因に。大人女性のコーデには、カジュアルアイテムは1点だけに抑えるのが鉄則です」

ショート丈トップスと細身のボトムスでスタイルアップ

「トップスがゆったりしている場合、ワイドパンツなどのようにゆったりとしたボトムスと合わせると、かなり難易度の高いコーデになってしまうので注意しましょう。テーパードパンツやタイトスカートなどの細身のボトムスと合わせるとバランスよく決まります。また、ボトムスはハイウエストかジャストウエストのものを選びましょう。できれば、ウエストはゴムじゃないほうが、トップスからウエストが見えたときにエレガントです。

そのほか、ゆったりしたショート丈Tシャツは、ロングのキャミソールワンピースの上から重ね着するのもおしゃれ。簡単にバランスよく着こなせるので、秋口までキャミワンピを活用できますよ」

体型に自信がないとつい隠すことばかり考えてしまいますが、杉山さんのアドバイスを参考に、ショート丈トップスを上手に取り入れてスタイルアップしてみましょう。

◆教えてくれたのは:パーソナルスタイリスト・杉山律子さん

パーソナルスタイリストの杉山律子さん
パーソナルスタイリストの杉山律子さん(Ph/黒石あみ)
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一般社団法人スタイリストマスター認定協会代表。映画や広告、音楽業界など幅広い分野でスタイリストとして活躍後、結婚・出産を経て、2016年よりパーソナルスタイリストとして活動開始。ファッション講座やプロ認定講座を開催。顔立ちや体型、に合わせたスタイルの提案に定評がある。新著に『シンプルにはじめる 大人の着こなし入門 プロが教えるセオリー&アイデア』(翔泳社)がある。https://ameblo.jp/stylejiyugaoka719

取材・文/青山貴子

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