2021年4月にフィリップ殿下、翌2022年9月にはエリザベス女王が亡くなった際、当時、キャサリン皇太子妃の喪服姿が注目を集めました。エリザベス女王の国葬前後も各所に挨拶をするため、ブラックカラーの洋服を着て公の場に現れました。今回は、キャサリン皇太子妃のオールブラックコーデを振り返ります。
首元の大きなリボンがさりげなく存在感を放つエレガントなドレス
エリザベス女王の夫、フィリップ殿下の葬儀が2021年4月17日にウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で行われました。レディースのドレスコードはデイドレスで、キャサリン皇太子妃は首元のボウタイがリボンの形になっている「ローラン ムレ」のブラックドレスをセレクト。髪をまとめ、ベール付きのファシネーターを合わせていました。手にしたグローブ、クラッチバッグのほか、シューズやマスクを全て同じ色で統一した見事なオールブラックコーデでした。
エリザベス女王&ダイアナ元妃のアクセサリーをつけて礼拝に出席
2022年9月8日、スコットランドのバルモラル城でエリザベス女王が亡くなり、9月14日に棺がウェストミンスターホールに安置されました。チャールズ国王やヘンリー王子夫妻と共に、ウィリアム皇太子夫妻も礼拝に出席しました。
キャサリン皇太子妃が着ていたドレスは「キャサリン ウォーカー」のもの。髪をおろし、ベレー帽のような丸みのあるハットをチョイス。ヘアーはただ、下ろしているのではなく、ハーフアップにまとめているので、ロングヘアーのゴージャス感は出さず、上品な雰囲気です。
左胸には、3つのパールとダイヤモンドがあしらわれた葉の形をしたブローチはエリザベス女王が生前、身につけていたもの。ダイアナ元妃が愛用したパールのドロップイヤリングもつけていました。ブローチと同じパールなのでマッチしています。