
9月にはいってもまだまだ薄着ファッションが続きそうな気配。シンプルになるからこそ、バッグや靴など小物がポイントになります。そこで、皇后雅子さまのおしゃれなバッグをポイントにしたコーディネートをピックアップ。アクセサリーなど、バッグと色を合わせたコーデ術にも注目です。
スカイブルーのセットアップは曲線際立つ白バッグでフェミニンに
1993年8月、栃木県宇都宮市でサッカーの試合をご観戦になった雅子さま。暑さを吹き飛ばすような、爽やかな配色のコーディネートでした。


爽やかなカラーのセットアップは胸ポケットやベルトなどトップスにポイントが集まったデザイン。大きめのボタンや襟などの白に合わせ、靴やバッグ、帽子を白で統一された雅子さま。抜け感も出る上に、襟やバッグ、帽子は、丸みのあるデザインで、大人のかわいさも醸し出します。淡いブルーに、散りばめた白がメリハリを与え、清々しさを倍増させた爽やかコーデでした。
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白多めのモノトーンコーデに異素材MIXのバッグがアクセント
1996年8月、山梨の地場産業を集めた企業団地をご視察に訪れた歳はモノトーンコーデでした。


雅子さまが夏によく着られていたのが半袖のセットアップ。このモノトーンのセットアップは、シンプルな幾何学柄がおしゃれさを後押し。小物を白で統一し、バッグは度々合わせられていた柄がウッディな白のバッグでした。1993年の写真でも持たれていることから3年以上使われていたことがわかります。モノトーンにウッディのブラウンやブローチのゴールドがアクセントになり、柔らかさや華やかさを添えていました。
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ジャケットの色を拾ったバイカラーのバッグでツートーンコーデに
2001年8月、ご静養のため、那須御用邸をご訪問のご夫妻。雅子さまはチェック柄のジャケットに合わせ、バイカラーのバッグをお持ちでした。

雅子さまは、チェック柄のロングジャケットにタイトなネイビーワンピースを合わせた上品ワンピスタイル。ジャケットのチェック柄は、白×ネイビーなど寒色で、ワンピースのネイビーも落ち着いた印象で大人のかわいさを引き立てるコーディネート。そのジャケットの色を拾うように、バッグもネイビー×白、足元もお気に入りの白×ネイビーのバイカラーのパンプスで、完璧なツートーンコーデでした。
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スクエア型のかごバッグで品よく大人のカジュアルスタイル
2002年9月、ご静養地の那須から東京駅へと戻ってきた雅子さま。夏らしいかごバッグが新鮮でした。




雅子さまは、優しいイエローの長めの丈のシャツに黒のパンツを合わせたシンプルなコーディネート。そこに、スクエア型のコンパクトなかごバッグを合わせ、季節感を出していました。金具がコールドで、コンパクトなスクエア型なので、一般的な丸みを帯びたかごバッグよりもほどよくナチュラル感がセーブされ、都会にもマッチします。足元は黒のパンプスで、パンツと色をつなげて脚長効果を発揮。大きめのシャツにきちんと感のあるパンツと小物を合わせた、雅子さまお得意のきれいめカジュアルスタイルでした。
明るめのベージュでまとめたワントーンコーデに革バッグでツヤ感をプラス
2015年6月、国立科学博物館で開催の「大アマゾン展」をご鑑賞の際の雅子さま。明るめのベージュのセットアップにベージュのバッグを合わせたワントーンコーデでした。



ベージュのセットアップに、靴とバッグは革製のベージュでそろえ、コーディネートにツヤ感をプラスしています。バッグはゴールドの大きめの金具がアクセントになり華を添えています。また、レングス長めのパンツに同トーンのパンプスでつなぐことで脚長効果もバッチリ。インナーやイヤリングは白にすることで顔周りが明るい印象になります。
バイカラーのショルダーバッグでおしゃれ度を底上げ
2023年8月、ご静養のため、栃木県にある那須御用邸へ向けご出発されたご一家。皇后雅子さまは、バイカラーのバッグとパンプスを取り入れたツートーンコーデでした。












雅子さまは透け感のある黒のジャケットに白のパンツを合わせたモノトーンコーデ。そこに、お気に入りのバイカラーのパンプスと同じ配色のショルダーバッグを合わせ、ツートーンコーデに。インナーの白とパンツの白、パンプスの白がつながることで、縦ラインが強調されスタイルアップ効果もバッチリです。ショルダーバッグは縦ラインを強調してくれるので、こちらもスタイルアップに貢献。シンプルな中にスマートなコーデ術が盛り込まれた洗練コーデでした。
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