
秋めいてきてファッションもシックな色が気になります。そこで、皇后雅子さまの秋ファッションをチェック。黒やグレーをメインにしたシックコーデを振り返ります。シンプルな中にも女性らしさや上品さを添えた着こなしに注目です。
ボウタイブラウスやチェック柄で柔らかい印象に
2000年11月、日本動物病院福祉協会主催の講演会に出席された雅子さま。

雅子さまは、デザイン性が高いモノトーンのチェック柄のツーピースをお召しに。スカートのプリーツデザインや黒の大きめの丸ボタンがポイントになっています。モノトーンコーディネートは、クールになりがちなイメージがありますが、雅子さまのようにボウタイブラウスや、存在感のあるアクセサリーが加わることでとても女性らしく柔らかい印象にまとまります。
クルーネックのインナーやエナメルパンプスで女性らしさを添えて
2006年10月、4歳の愛子さまの学習院初等科の運動会を見学された雅子さま。


シンプルなダークグレーのスーツは、インナーを白のクルーネックでほどよく肌見せし、抜け感をプラス。足元はツヤ感のあるエナメルのパンプスで、さりげなく女性感を添えています。ヘアスタイルも毛先を巻いて柔らかい雰囲気に。颯爽としたスーツ姿が素敵でした。
スカーフで視線を上に操作したスタイルアップコーデ
2006年10月、天皇陛下(当時は皇太子)とともに、奈良国立博物館にて第58回正倉院展を鑑賞された雅子さま。


白黒のモノトーンコーデに、胸元のスカーフが印象的でした。スカーフにも、さり気なく、白黒カラーが取り入れられていてまとまり感もキープ。顔周りにスカーフを巻くことで、一気に顔周りが明るくなり、スカーフの光沢感によるツヤ感もプラス。スカーフで視線も上がり、スタイルアップも叶っています。
小ぶりなバッグとパールアクセで気品と女性らしさを漂わせたスーツスタイル
2007年10月、愛子さまの学習院初等科運動会の見学へ向かう雅子さま。


シンプルなグレーのパンツスーツをお召しになった雅子さま。足元は黒のパンプス、バッグも小ぶりな黒をチョイス。顔周りは明るくなるよう、白のインナーに、白のパールのイヤリングを合わせられていました。ヘアスタイルもハーフアップにすることで、大ぶりのパールのイヤリングがしっかりと見え、ポイントになっています。
英国の国葬にアクセサリー含め全身ブラックの装いでご出席に
2022年9月19日にウェストミンスター寺院で行われたイギリスのエリザベス女王の国葬に出席された天皇皇后両陛下。雅子さまは全身黒の装いでした。




雅子さまは黒のワンピースにジャケット、黒の帽子。そして、お二人そろって、日本ではつけられていない黒のマスクを着用されていました。さらに、普段は純白のパールのアクセサリーをお召しになることが多い雅子さまですが、この日は黒のネックレスにイヤリングをつけられ、つま先から頭まで、完璧なオールブラックコーデでした。
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