【2】富士通ゼネラル『nocria Xシリーズ』
エアコン内部の熱交換器に発生しがちなカビ。そのカビを予防するだけでなく、すでに生えてしまったカビ菌や細菌を除菌するのがこちら。
「富士通ゼネラルは業界で初めて、『フィルター自動お掃除』および『熱交換器加熱除菌』機能を搭載。フィルターのホコリを自動で除去するほか、熱交換器は冷房・除湿時に発生する水滴で汚れを浮かせて洗い流し、55℃に加熱して熱いお湯の力で、カビ菌・細菌を除菌します。さらに風を吹き出すセンターファンには抗菌・防カビコーティングを施しているほか、「カビ抑制タイマー」機能を設定すれば、カビが増えやすい条件になると1日1回、熱交換器、送風路やファンを加熱してカビ菌の成長を抑制します」
フィルターは、2週間に1回など定期的なお手入れをしなくても、年に1回程度ダストボックス内のホコリを除去するだけでお手入れが完了するそう。
マメなお手入れがなかなかできない人は、こうした自動お掃除機能がついたエアコンを選ぶのも1つの方法です。
◆教えてくれたのは:家電ライター・田中真紀子さん
白物家電や美容家電を中心に家電に詳しいライター。雑誌やウェブなど多数のメディアで、新製品などをレビューしている。https://makiko-beautifullife.com
取材・文/桜田容子
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