1997年にお召しになった着物を21年後に着回し
1997年10月の秋の園遊会でお召しになった着物には、流水にちりばめられた紅葉の模様が施されていました。優しいクリーム色の着物はソフトな印象ですが、金色の刺繍が輝く帯が華やかにしています。
2018年11月の園遊会でも同じ着物をお召しになった雅子さま。このときは赤などアクセントカラーのはいった帯に変えられていました。
秋の園遊会に相応しい紅葉の模様の着物は、21年越しにも関わらず、きれいなまま。古さを感じない着こなしでした。
着物に合わせ顔まわりを立ち上げたヘアスタイル
2003年10月の秋の園遊会も、クリーム色の着物で出席されていました。
貝桶と唐花が描かれた着物と格式高い花菱文の袋帯を合わせるという優雅な和装姿でした。雅子さまは着物をお召しになる際、髪をアップにまとめられる印象がありますが、このときはショートヘア。着物に合わせるため、顔まわりの髪の毛を少し立ち上げ、サイド全体を後ろになびかせるように髪をセットされていました。