天皇皇后両陛下は、2023年11月14日に東京にある国連大学を訪れ、自然と人間の共生について優れた研究をした個人らを表彰する「コスモス国際賞」の30回記念の式典に出席されました。皇后雅子さまは秋らしいオレンジファッションでご出席。天皇陛下のネクタイもリンクカラーでした。
天皇陛下は、近年の気候変動などの国際的課題が深刻化や、新型コロナウイルスも人類社会に大きな影響を及ぼしたことに触れ、「コスモス国際賞がさらに回を重ね、人類と地球のよりよい将来のために寄与されることを願います」と述べられました。
4年前の秋にも同じようなオレンジのセットアップをお召しに
雅子さまは、深まる秋にぴったりなオレンジのセットアップでお出ましに。襟やポケット、カフス部分や裾に施されたステッチのラインがおしゃれなデザインです。
2019年11月、伊勢神宮の参拝を終えられた際にも雅子さまはオレンジのセットアップをお召しでした。今回お召しのものはこのときのジャケットのボタンなどをマイナーチェンジされたのかもしれません。カフスやポケットもデザインをリメイクしたのかもしれませんが、生地感や色合い襟元などがとてもよく似ています。オレンジの大きなリボンが目を引く帽子も素敵でした。そして今回同様、アクセサリーはパールを合わせ、バッグや靴もホワイトにすることで暖かい雰囲気にまとめられていました。
今回は、靴やバッグはベージュを合わせられ、アクセサリーはパールの2連ネックレスや大ぶりのイヤリングなど、華やかさを添えていました。
4年前の秋よりもスカートの丈がやや長くなっているように感じます。ここ最近のご公務、秋の園遊会でもひざがすっぽり隠れる長めの丈のスカートでした。とても優雅な雰囲気が感じられます。
●皇后雅子さま、即位5年結婚30年記念「特別展」は、ご家族そろって「ペールカラー」のリンクコーデでお出ましに