即位後初めて東日本大震災の被災地を訪問
2023年6月3日、即位後、初めて東日本大震災の被災地を訪問された天皇皇后両陛下は、岩手県陸前高田市にある東日本大震災の追悼・祈念施設で供花、拝礼され、津波で残った「奇跡の一本松」を視察。その後、天皇陛下のお気持ちが公表されました。
「本日の訪問を通じて、さまざまな基盤整備が進んでいることがわかり、喜ばしく思いました。一方で、東日本大震災により家族や友人を失ったり、地域コミュニティの消失などにより、いまだ心の傷が癒えない方が大勢いることを改めて聞き、本当の意味での復興にはまだ課題も残されていると思いました。
引き続き、被災地に心を寄せていきたいという思いを新たにしています。被災地の人々が真に安心して暮らせる日が来ることを切に願っております」
今回の能登半島地震でも今後、被災地を訪問されると思われますが、天皇皇后両陛下のお姿は多くの人を勇気づけることでしょう。
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