
2024年1月23日、天皇皇后両陛下は、東京・渋谷区の明治神宮ミュージアムをご訪問。正倉院の宝物を後世に受け継ぐ目的で、忠実に再現された品々を紹介する展覧会を鑑賞されました。

展覧会では、奈良の正倉院に収められている宝物を専門家によって忠実に再現された作品などが展示されていました。両陛下は、正倉院を代表する宝物のひとつを再現した「模造・螺鈿紫檀五絃琵琶」をご覧になりました。
オフホワイトのパンツスーツにスカーフを合わせたワントーンコーデ
皇后雅子さまは、オフホワイトのパンツのセットアップに、透け感のある同じトーンのスカーフを合わせたコーディネートでお出ましに。靴やバッグも白でそろえられ、上品なワントーンコーデでした。天皇陛下もネクタイに白系を選ばれ、リンクコーデでした。





パンツスーツにスカーフの鑑賞ファッションは以前にも
パンツスーツにスカーフというファッションは以前にもお召しになっています。
2023年11月、天皇皇后両陛下と長女の愛子さまが、即位5周年とご結婚30年を記念し、皇室ゆかりの美術品を収蔵・展示する「皇居三の丸尚蔵館」をそろってご訪問。このとき、雅子さまが巻かれていたのは明るいピンクトーンのスカーフでした。




そして2022年6月、沖縄復帰50周年を記念する特別展をご覧の際も白のパンツスーツにスカーフをお召しに。このときのスカーフは今回のスカーフと同じものと思われます。




シンプルなワントーンのパンツコーデにスカーフをプラスされることの多い雅子さま。マニッシュなイメージのパンツスタイルにスカーフをまとうことで、女性らしさと華やかさを演出されています。今回のように垂らすようにかけたり、結んでジャケットの中に収めるなど、そのまとい方も変化をつけることで似たようなパンツスタイルも違った表情に見え、毎回新鮮な印象を受けます。これからも雅子さまのスカーフスタイルに注目です。
●《歌に愛子さまご登場》皇后雅子さまはオフホワイトのドレス、歌会始で女性皇族方はペールカラーそろい踏み