まだまだ寒い日が続き、アウターやニットが主役になりがちですが、アクセサリーを上手に取り入れればこなれ感のあるおしゃれが楽しめます。そこで、冬のファッションと相性のよいアクセサリーや取り入れ方のポイントをパーソナルスタイリストの杉山律子さんに教えてもらいました。
タートルネックはどんなネックレスとも相性よし!
冬のアクセサリーはタートルネックやニットなど洋服との相性を考えて取り入れる必要がありそうですが、失敗しないためのルールはあるのでしょうか。
「ネックレスはトップにモチーフがあるデザインはV字に、モチーフのないチェーンネックレスなどはラウンド型になりますよね。ネックレスは、トップスのネックラインと異なる形状のラインを選ぶことがポイントです。つまり、VネックにV字になるネックレスをつけるのはNG。
丸首ならラウンド型のネックレスはNGなのでV字に下がるものを選びます。冬はタートルネックを着る機会も増えますが、タートルネックとボートネックは基本的にどんなネックレスでも相性がいいですよ」(杉山さん・以下同)
首元のボリューム感があるアイテムには揺れないタイプのピアスやイヤリングを選ぶ
ピアスやイヤリングは顔の印象をパッと明るくしてくれる人気のアクセサリーですが、タートルネックなど首元にボリュームが出がちな冬はどんなタイプがおすすめ?
「首元がざっくりしていると耳元と重なってしまうので、ピアスやイヤリングは小さめで揺れないタイプを選びましょう。また、花やハートといったモチーフのあるデザインは甘くなりすぎるので大人女性向きではありません。揺れるタイプだとしてもバーやチェーンなどシンプルな辛口のデザインなら使いやすいですよ。
パールはOKなのですが、やはり揺れるタイプじゃないものがベターです。アクセサリーはつけるだけできれいめになるアイテムなので、大人女性がかわいらしいデザインをつけると痛々しさが出てしまうので注意しましょう」
カラーストーンは黒や白のワンカラーコーデのポイントに取り入れる
誕生石をあしらったり、コーデのアクセントになりそうなカラーストーンを使ったピアスやイヤリングもよく見かけますが、大人女性が取り入れても大丈夫?
「カラーストーンは小さなものならあまり気になりませんが、例えばピンクの服にターコイズブルーのピアスをつけているとミスマッチ感が出るなど、色の組み合わせが難しいです。カラーストーンを選ぶ場合は、黒や白、パールなら比較的合わせやすいですね。または、洋服は黒や白のワンカラーコーデにし、耳元にだけ小さなカラーストーンをさりげなく取り入れれば大人でも素敵に見えますよ」