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《一般参賀ではベルベット素材に小物で華やかに》皇后雅子さまの「ダークカラー」ファッション スタイリストが注目した着こなしテクニック

2024年2月23日、天皇誕生日の一般参賀に臨まれる雅子さま
一般参賀での装いは襟元や袖口に施されたビーズの装飾が華やか(2024年2月23日、Ph/JMPA)
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黒やネイビーなどシックな色は大人女性に人気の色。そこで、皇后雅子さまの今の時季のダークカラーファッションをチェック。アクセサリーやスカーフなど華やかさをプラスする着こなしのポイントをスタイリストの横山麻里さんとともに振り返ります。

ダークカラーは素材やデザインで変化をつけて品よくおしゃれに

ダークカラーファッションをおしゃれに着こなすためのポイントを横山さんにうかがいました。

「単調になりすぎないように、素材やデザインに特徴があるものをセレクトすることが大切。ホワイトパールアクセサリーや、ゴールド・シルバーアクセサリーのツヤ感で抜け感を出すといいですね。トレンド感を出したいときは、今ならシアー素材を取り入れるのがおすすめです。

スカーフ、カチューシャ、バッグ、靴などの小物は、コーディネートのポイントになるので、洋服がシンプルなときこそ、デザイン性のある小物を合わせたり、逆に洋服にポイントがあるときは、小物はシンプルに…と洋服の足し算引き算のバランスが取れると、おしゃれ度がアップします」(横山さん・以下同)

ネイビーのアウターに白地のスカーフで爽やかなたたずまい

ご成婚の日取りも決まった1993年3月、御所でのデートに向かわれる雅子さまをご自宅前でキャッチ。ネイビーのコートから白地のスカーフをのぞかせていらっしゃいました。

ご成婚の日取りも決まった1993年3月、御所でのデートに向かわれる雅子さま
ブルーのピーコートに白地のスカーフが爽やか(1993年3月14日、Ph/KYODO NEWS)
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「ネイビーのピーコートは、それだけで上品さが漂います。同色のカチューシャは異素材ミックスなので、ヘアになじみつつも、コーディネートのポイントになっています。ツヤ感のある白のスカーフで、抜け感も出て、とても爽やかな印象。バッグのゴールド金具やアクセサリーもゴールドで統一され、大人っぽい雰囲気もばっちりです。

小物使いがおしゃれで、いろいろな要素が散りばめられていますが、色をネイビーや白でそろえているのでまとまり感がありますね」

→皇后雅子さまのカラフルなコートファッションはコチラ

黒のワントーンコーデもベルベットのツヤ感とボタンデザインで表情豊かに

1995年1月、第二次中東諸国歴訪の際、ボタン部分の飾りがおしゃれな黒のベルベット生地のセットアップをお召しになった雅子さま。

1995年1月、第二次中東諸国歴訪の際、ボタン部分の飾りがおしゃれな黒のベルベット生地のセットアップをお召しになった雅子さまと天皇陛下
ハイネックのジャケットで露出を少なめに(1995年1月27日、Ph/JMPA)
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1995年1月、第二次中東諸国歴訪の際、ボタン部分の飾りがおしゃれな黒のベルベット生地のセットアップをお召しになった雅子さま
ボタンのデザインが華やか(1995年1月27日、Ph/JMPA)
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「黒のセットアップはシックですが、ツヤ感のあるベルベット素材が上品な華やかさを放っています。胸元やカフス部分が目を惹くデザインなので、ワンカラーコーディネートで、かつバッグや靴はシンプルな黒で統一することで、より洋服のデザインが引き立っています。

ジャケットのパワーショルダーや胸元、カフス部分のデザイン効果で、上半身に視線が行き、スタイルアップにもつながっています。洋服のデザイン性が高いので、パールのアクセサリーもシンプルではありますが、大きめを合わせられることで、全体が調和されています」

→皇后雅子さまの秋冬の「ベージュ」「オフホワイト」コーデはコチラ

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