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《今年の夏旅は愛媛へ》道後温泉本館が全館営業再開へ&お遍路は4年に一度の「逆打ち」でご利益3倍!? 注目スポットを紹介!

本州からのアクセスどっちにする?瀬戸大橋VSしまなみ海道

本州から愛媛県・松山市へは、瀬戸大橋を渡るルート、もしくは、しまなみ海道を渡るルートが一般的。いずれも絶景を楽しむために、陽があるうちに橋を渡るのがおすすめです。

瀬戸大橋を利用するおすすめルート

山陽新幹線も停車する岡山駅から松山駅までは特急しおかぜが運行。グリーン車は、パノラマ席や2階席など眺望がよく特別感があっておすすめです。お子様連れなどにはアンパンマンがデザインされた列車もあります。

車中からの景色を楽しめる瀬戸大橋線
車中からの景色を楽しめる瀬戸大橋線
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アンパンマン号車中。天井にキャラクターが描かれている
アンパンマン号車中。天井にキャラクターが描かれている
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なお瀬戸大橋線は2024年4月に、3億人の利用者を達成し、年内はキャンペーンを実施。5月末まではJR四国線・土佐くろしお鉄道線全線の特急列車自由席が3日間乗り降り自由で大人1万3000円のお得な切符も発売されています。

■瀬戸大橋線ご利用3億人(JR四国) https://www.jr-eki.com/seto-ohashi_line_300million/index.html

しまなみ海道を利用するおすすめルート

山陽新幹線福山駅から四国・今治駅までは、直通バス「しまなみライナー」が運行。島々を巡りながらのんびりと四国へ向かいます。車高が高いバスから見るしまなみ海道からの絶景は格別! 今治駅からはJR予讃線で松山へ。

いくつもの橋を越えて。ダイナミックな景色を見ながらの移動は気持ちいい
いくつもの橋を越えて。ダイナミックな景色を見ながらの移動は気持ちいい
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絶品朝食に蛇口からみかんジュースも!ひとり旅もウェルカムな「ホテル道後やや」

道後温泉には、たくさんの温泉旅館があり、全般的に評価も高いのですが、「ひとり」で気軽に利用できる宿が少ないのがネックです。そんな中、ひとり利用ができ、ユニークなサービスが充実しているのが「ホテル道後やや」。館内へ入ると、まずは3種類のみかんジュースの蛇口が出迎えます。

みかんジュースの蛇口。宿泊者はいつでも利用でき、3種類を飲み比べできる
みかんジュースの蛇口。宿泊者はいつでも利用でき、3種類を飲み比べできる
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充実したアメニティーを自由にもっていけるアメニティーバーから、外湯へ行くためのバスタオルを数種類から選べる「今治タオルバー」まであってサービス充実。

素敵なデザインの浴衣。右側は充実したアメニティーバー
素敵なデザインの浴衣。右側は充実したアメニティーバー
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今治タオルバー。10種類から肌触りを確認し好みのバスタオルをチョイスして、外湯(道後温泉本館、飛鳥乃湯泉、椿の湯)のお供に
今治タオルバー。数種類から肌触りを確認し好みのバスタオルをチョイスして、外湯(道後温泉本館、飛鳥乃湯泉、椿の湯)のお供に
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ラウンジでは、コーヒーや紅茶のフリードリンクに茶菓子、夜食として時間・数量限定で、鯛めしのだし茶漬けも無料でサービス。驚くべきは、朝食の充実度。ビュッフェが基本で、「だし巻き玉子」「フレンチトースト」など数品は、オーダー制で運ばれてきます(おかわりもOK)。

野菜や果物が豊富で、体によいビュッフェを堪能
野菜や果物が豊富で、体によいビュッフェを堪能
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さまざまな柑橘類の食べ比べができるコーナーも
さまざまな柑橘類の食べ比べができるコーナーも(収穫時期によって内容は変わり、キュウィフルーツなど地元産のフルーツも登場)
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たまごだけでも3種類から選べる
たまごだけでも3種類から選べる
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できるだけ温かく提供したいメニューはオーダー制に。何度でもおかわり自由
できるだけ温かく提供したいメニューはオーダー制に。何度でもおかわり自由
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鯛めし、じゃこ天など、ご当地メニューも満載で、みかんをまるごと入れて自分で絞る生ジュースのコーナーなどもあります。少しずつ多くの種類の料理かおかれ、選ぶ楽しさがあること、美容や健康によいメニューが多いのもうれしいポイントです。

客室は各階に下駄箱があり、客室へは靴を脱いで向かいます。リラックスでき旅館の寛ぎが感じられる和モダンな雰囲気で、女性ひとりでも安心して泊まれます。ひとり利用できる客室は13平米とコンパクトですが、機能的で清潔感があります。

コンパクトながら機能的でベッドはダブルサイズでゆったり。窓は小さめ
コンパクトながら機能的でベッドはダブルサイズでゆったり。窓は小さめ
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お部屋はシャワーのみだが、バストイレ別で使いやすい
お部屋はシャワーのみだが、ボディーシャワーなどこだわりが。バストイレ別で使いやすい
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ただし館内に温泉施設はなく、温泉を楽しむには外湯(道後温泉本館、飛鳥乃湯泉、椿の湯)へ行く必要があります。いずれの外湯も徒歩数分なので、観光メインの旅なら、浴衣で街の散策を楽しみながらでかければいいでしょう。何度もお風呂に入る湯治スタイルを希望するのなら、館内に温泉施設がある宿の方が便利かもしれません。

道後温泉はアーケードに飲食店や土産店があり賑やか
道後温泉はアーケードに飲食店や土産店があり賑やか
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■ホテル道後やや https://www.yayahotel.jp/

いかがでしたか? 瀬戸内海の絶景に癒され、道後温泉の湯で疲れをとり、お遍路体験で心清らかに。多くの文人ゆかりの地「松山」には、大人が楽しめる観光スポットが他にもたくさんありますよ。

◆教えてくれたのは:旅行ジャーナリスト・村田和子さん

村田和子さん
旅行ジャーナリスト・村田和子さん
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旅行ジャーナリスト。「旅を通じて人・地域・社会が元気になる」をモットーに、旅の魅力を媒体で発信。宿のアドバイザー・講演なども行う。子どもと47都道府県を踏破した経験から「旅育メソッド(R)」を提唱、著書に「旅育BOOK~家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ(日本実業出版社・2018)」。現在は50歳を迎え、子どもも大学生となり、人生100年時代を楽しむ旅を研究中。資格に総合旅行業務取扱管理者、1級販売士、クルーズアドバイザーなど。2016年より7年間、NHKラジオ『Nらじ』月一レギュラーを務めた。トラベルナレッジ代表(https://www.travel-k.com/)。旅ブログも行っている(http://www.murata-kazuko.com/)

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