パンダだけではない!アドベンチャーワールドは大人の癒しに最適
「アドベンチャーワールドといえばパンダ」というイメージがあるかたが多いのでは? 間違いではないけれど、パンダだけではなく、子どもから大人まで楽しめる、特に大人は動物たちに日頃の疲れが癒されるテーマパークです。
まずはジャイアントパンダ。現在は4頭が飼育され、ゆっくりと見ることができます。
竹をムシャムシャと食べていたか と思ったら、おもむろに立ち上がり水辺で顔をのぞきこむ。遊び疲れたらパタンと横になってお昼寝。見た目の可愛さもさることながら、「この自由さ」は見ていて飽きず、そしてなんともうらやましい。パンダ愛が芽生えてしまいました。
さらにイチオシなのが、マリンワールドにあるビッグオーシャンで開催されるショー。会場からは本物の海が見えて風が気持ちいい~。
繰り広げられるショー「マリンライブ~Smiles(スマイルズ)」は、「ともに希望ある未来へ」がテーマ。迫力がありながら、特徴的なのが人とイルカやクジラがいっしょに創り上げるということ。絆が伝わるステージは胸が熱くなり感動もの。
さらにサファリワールドまであるんです。のんびりと自分のペースで歩いてまわるもよし、無料の「ケニア号」に乗れば、約20分で1周1500mのコースを楽々回れます。
アドベンチャーワールドは、東京ディズニーリゾートやユニバーサル・スタジオ・ジャパンをしのぐ広さがあるとのこと。そのせいもあってかゆったりと楽しめ、動物たちものびのびとしています。比較的ゆったりと見学はできますが、やはり夏場は比較的混雑するとのことで、こちらも夏前がよさそうです。
他にもショーや動物と触れ合える体験など、子どもはもちろん、大人も童心にかえって1日楽しめます。
■アドベンチャーワールド https://www.aws-s.com/
足をのばしてジオパークの迫力を楽しむ!
白浜町は南紀熊野ジオパークの一部に含まれ、地球のエネルギーを感じる「三段壁」や「千畳敷」など迫力満点の自然の景観が広がります。天気のいい日はホテルから自転車でアクセスするもよし、バスもあるので、ぜひ足をのばしてみてはいかが?
いかがでしたか? 首都圏から1泊2日でも今回のような旅ができます。大阪からアクセスする場合は、特急くろしお号でJR新大阪駅から白浜駅まで約2時間半。時間を合わせて、ぜひキュートな「パンダくろしお」を狙ってみてくださいね。
■パンダくろしお(JR西日本)https://www.jr-odekake.net/railroad/kuroshio/pandakuroshio/
プライスレスな絶景が広がる和歌山・南紀白浜は、夏前の時期は大人の休日におすすめ。ビーチヨガなどもあるので、お好みも過ごし方でリフレッシュできますよ。賑わう夏のピークを外してぜひお出かけください。
■南紀白浜観光協会 https://www.nankishirahama.jp/
◆教えてくれたのは:旅行ジャーナリスト・村田和子さん
旅行ジャーナリスト。「旅を通じて人・地域・社会が元気になる」をモットーに、旅の魅力を媒体で発信。宿のアドバイザー・講演なども行う。子どもと47都道府県を踏破した経験から「旅育メソッド(R)」を提唱、著書に「旅育BOOK~家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ(日本実業出版社・2018)」。現在は50歳を迎え、子どもも大学生となり、人生100年時代を楽しむ旅を研究中。資格に総合旅行業務取扱管理者、1級販売士、クルーズアドバイザーなど。2016年より7年間、NHKラジオ『Nらじ』月一レギュラーを
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