岡山県岡山市で開かれる全国植樹祭に出席するため、2024年5月25日から26日の2日間、岡山県に滞在された天皇皇后両陛下。岡山県に到着された初日には、市内の高校などを訪問され、学生たちと交流する場面がみられた。お二人のご様子とファッションを振り返る。
即位後初の岡山県ご訪問 ペールブルーでリンクコーデ
5月25日、岡山空港に到着され、岡山県の伊原木隆太知事らに出迎えられた天皇皇后両陛下。雅子さまは初のご訪問で、天皇陛下は2016年以来、8年ぶりの岡山県ご訪問だった。
この日、雅子さまは、ペールブルーのスーツをお召しになり、天皇陛下のワイシャツとリンク。白いバッグやヒールを選ばれ、初夏らしい清涼感をプラスされていた。また、耳元には大粒のパールのイヤリング、首元には光沢感のある白い粒が並んだ、みずみずしいアクセサリーを選ばれており、さわやかさを感じさせた。
「私もビオラを演奏しているんですよ」岡山工業高校で生徒たちと交流
岡山市に到着後、岡山工業高校を訪問された天皇皇后両陛下。同高校では地域と連携して、地域課題の解決に取り組んでおり、道路の老朽化を調べる活動や水の浄化活動について、生徒から説明を受けられた。天皇陛下は「いい取り組みですね」とねぎらいの言葉をかけられ、雅子さまは「将来どのような仕事につきたいですか」などと質問された。
その後、体育館に移動され、翌日の26日に植樹祭で演奏を担当するジュニアオーケストラの練習も見学された。指揮者に天皇陛下が「私もビオラを演奏しているんですよ」と話すと、雅子さまが「弾いてみたら」と提案する場面もあり、和やかな雰囲気だったという。