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《プライベート写真公開》天皇ご一家、ご静養でたけのこ堀りや野菜の収穫を楽しまれリラックスされた表情 天皇陛下が撮影された雅子さまと愛子さまの写真も

たけのこを収穫された天皇ご一家(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
写真101枚

2024年5月2日から7日まで、栃木県塩谷郡高根沢町にある御料牧場で静養された天皇皇后両陛下と長女・愛子さまの写真を宮内庁が公開した。プライベートな写真と共に、ご一家のご静養を振り返る。

たけのこ掘りや野菜の収穫を楽しまれるご一家 サイクリングで移動される姿も

ご一家でスコップを持ってたけのこを掘ったり、レタスやトマトなどを収穫されたりするご様子や自転車で牧場内を移動されているご一家の姿などが公開された。

スコップを持ってたけのこを掘られる天皇陛下(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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たけのこを収穫される雅子さま(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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たけのこ掘りを楽しまれている天皇皇后両陛下(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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笑顔でたけのこを掘る愛子さま(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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大きなたけのこを収穫される際、しゃがまれる愛子さま(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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大きなたけのこを手にされる愛子さま(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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レタスを収穫されたご一家(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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ミニトマトを収穫される愛子さま(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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天皇ご一家が御料牧場に到着した際、出迎えた人のひとりが「ぜひこのきれいな空気の中で、ジョギングを楽しんでいただければと思います」と提案すると愛子さまと雅子さまが「サイクリングも気持ち良いですね」と返されていた。

今回、ご静養中におそろいのヘルメットをかぶって自転車に乗られている姿も公開された。笑顔あふれる表情から、ご一家がサイクリングを満喫されたご様子がうかがえる。

2024年5月にご静養に入られた天皇ご一家(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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栃木県塩谷郡高根沢町にある御料牧場に滞在(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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福田富一知事らと挨拶を交わされた天皇ご一家(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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雅子さまは「緑が今鮮やかで、きれいな空気を吸って」と笑顔で話された(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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白いブラウスにペールブルーのパンツを合わせた爽やかなコーデ(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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笑顔が素敵な愛子さま(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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雅子さまはモノトーンコーデ(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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サイクリングを楽しみにされているご様子のおふたり(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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サイクリングを楽しまれるご一家(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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サイクリングは愛子さまが誕生される前からやられているアクティビティで、1997年11月に同牧場を訪問された際にもサイクリングを楽しまれていた。

御料牧場内でサイクリングを楽しまれる天皇皇后両陛下
愛子さまが誕生される前にも、御料牧場内でサイクリングを楽しまれていた(1997年12月9日、Ph/宮内庁提供)
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愛子さまが名付けられた牛「レインボー」と再会

防護服を着用して牛舎を訪問された天皇ご一家。昨年4月の滞在中、生まれる直前に空に虹が出ていたことから、愛子さまが「レインボー」と名付けられた牛と再会された。

動物たちとの触れ合いを楽しまれたご一家(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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愛子さまが命名されたレインボーとも再会された(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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天皇陛下が持参したカメラで自ら雅子さまと愛子さまを撮影

提供された写真21枚のうち、7枚は天皇陛下が自ら撮影された写真だという。生後40日あまりの子羊を抱いた雅子さまと愛子さまや牧場の風景も公開された。

羊の放牧地で記念撮影をされるご一家(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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生後40日あまりの子羊を抱いた雅子さま(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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天皇陛下が撮影された雅子さまと愛子さま(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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馬と触れ合われる動物好きのご一家

御料牧場では、皇室行事で活躍する馬が飼育されており、厩舎で馬と触れ合われる雅子さまと愛子さまの写真が公開された。この2枚も天皇陛下が自らのカメラで撮影されたという。

馬を撫でられる雅子さま(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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馬に触れられる愛子さま(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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到着された日にご一家が牧場内を散策された際、「しっぽ振ってる。見える?」と馬を見つけられた雅子さま。「去年より1か月くらい遅いから(子馬が)ちょっと成長しているの」と話されると、天皇陛下が「やっぱり、全然違うよね」と答えられる場面もあった。

2年連続で御料牧場に滞在された天皇ご一家(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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牧場内を散策された天皇ご一家(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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カーディガンなどに着替えられた(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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昨年と、景色の違いを楽しまれるご一家(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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雅子さまが昨年と比べ、小馬を大きさの違いを発見される場面も(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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動物好きの天皇ご一家。今年も牧場での静養を選ばれた(2024年5月2日、Ph/JMPA)
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散策中に雅子さまが馬に手を振られる場面も(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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天皇陛下が撮影された馬の放牧風景も公開された(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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動物好きでも知られる天皇ご一家(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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天皇陛下が持参されたカメラで自ら撮影(2024年5月、Ph/宮内庁提供)
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今回、公開されたプライベート写真は、ご一家のリラックスされた表情や、仲の良さが改めて伝わるものが多かった。2年連続で、御料牧場に滞在されるほど“お気に入り”の場所で、穏やかなひと時を過ごされたようだ。

約4年ぶりのご静養で「ごっつんこ」のハプニング

ご一家は昨年4月にも、御料牧場に滞在されており、今回、同牧場での春のご静養は2年連続だった。昨年はコロナ禍を経て約4年ぶりのご静養で、 天皇陛下は、「久しぶりに3人で来ることができて、とてもうれしく思っております。」と報道陣に向かって答えられた。

また、散策中に天皇陛下が指された桜を見ようと、雅子さまが顔を寄せられた際に、陛下と頭がぶつかるハプニングがあった。このとき、雅子さまが「ごっつんこ」とおっしゃり、愛子さまと共に笑顔を見せられた場面もあった。

4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
昨年も御料牧場に滞在されたご一家(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
2年連続で栃木県高根沢町の御料牧場に滞在された天皇ご一家(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
栃木県高根沢町の御料牧場にご到着(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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笑顔を見せられた天皇ご一家(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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雅子さまが「ごっつんこ」とおっしゃりご一家が笑顔に(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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顔を寄せ、陛下と頭がぶつかるハプニングも(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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散策されるご一家(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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雅子さまは「新緑もきれいで」などとお話しに(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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普段から仲良くされていることがうかがえるシーン(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
ご滞在中、愛馬のお墓参りへ3回訪れた(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
雅子さまの「ごっつんこ」で愛子さまも笑顔に(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された雅子さま
ペールブルーのジャケットに同系色入りのスカーフをプラス(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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リラックスされているご様子(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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2023年4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
約4年ぶりとなるご静養(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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4月5日、およそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場に到着された天皇皇后両陛下と愛子さま
仲の良さがうかがえる場面も(2023年4月5日、Ph/JMPA)
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動物好きの愛子さま 愛馬のお墓参りや子牛の命名も

昨年のご静養で、御料牧場内で過ごされた天皇ご一家の写真が公開されている。自転車で牧場内を移動されていたり、鶏舎で卵を採られたり、タケノコ、トマトやイチゴの収穫を楽しむ姿などが公開された。

御料牧場内に滞在中、牛や馬と触れ合われた天皇ご一家は、生まれたての子牛のもとを尋ねられた。子牛が生まれる直前に虹が出たことから、愛子さまが子牛を「レインボー」と名付けられたという。ご一家が「レインボー」にミルクも与えられた写真も公開されている。

御料牧場には、幼い頃から愛子さまが親しまれた愛馬「豊歓」のお墓もあり、滞在中に花とにんじんを供えられたという。

ロングワンピースを着た21歳の愛子さま
動物好きで知られる愛子さまが皇居内の厩舎を訪れた(2022年11月21日、Ph/宮内庁提供)
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ロングワンピースを着た21歳の愛子さま
21歳の誕生日を迎えられた愛子さま(2022年11月21日、Ph/宮内庁提供)
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ロングワンピースを着た21歳の愛子さま
馬を撫でるのも手慣れたご様子(2022年11月21日、Ph/宮内庁提供)
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ロングワンピースを着た21歳の愛子さま
馬に触れられる愛子さま(2022年11月21日、Ph/宮内庁提供)
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オマーン国王から贈られたアハージージュとその子、豊歓と過ごされる両陛下 (1997年、Ph/JMPA)
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豊歓は愛子さまの愛馬に (1997年、Ph/JMPA)
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2006年11月、赤坂御用地でポニーに乗られる愛子さまと、インナーの色も形もおそろいの天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
上手にポニーに乗られる愛子さま(2006年11月24日、Ph/宮内庁提供)
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2006年11月、赤坂御用地でポニーに乗られる愛子さまと、インナーの色も形もおそろいの天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
ポニーの背に初めて乗られたのは、愛子さまが5歳の頃(2006年11月24日、Ph/宮内庁提供)
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2006年11月、赤坂御用地でポニーに乗られる愛子さまと、インナーの色も形もおそろいの天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
雅子さまはポニーと笑顔で話しかけている(2006年11月24日、Ph/宮内庁提供)
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2006年11月、赤坂御用地でポニーに乗られる愛子さまと、インナーの色も形もおそろいの天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
ポニーに餌をあげる愛子さま(2006年11月24日、Ph/宮内庁提供)
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別れを告げるため愛馬の「豊歓」に会った愛子さま(2021年5月6日、Ph/JMPA)
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新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、2年連続で御料牧場をご静養先に選ばれたのは動物がお好きな天皇ご一家のお気に入りの場所だからなのかもしれない。

愛子さまの思い出の地、須崎御用邸 上皇ご夫妻と秋篠宮ご夫妻と貴重な3家族ショットも

ご静養先として滞在される葉山御用邸や須崎御用邸は海が近く、春や夏など温かい季節に滞在されてきた。

2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
葉山御用邸近くの海岸に向かう天皇ご一家(2003年4月、Ph/小学館)
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2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
愛子さまと空を指差す雅子さま(2003年4月、Ph/小学館)
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2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
愛子さまと目線を合わせてお話する雅子さま(2003年4月、Ph/小学館)
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2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
手をつないで散歩されるご一家(2003年4月、Ph/小学館)
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2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
シャツを着崩したきれいめカジュアル(2003年4月、Ph/小学館)
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須崎御用邸は2002年8月に上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)と秋篠宮ご夫妻、その長女・眞子さん、次女・佳子さまとともに静養された場所でもある。三家族で三井浜を散策されるご様子は、 貴重なショットとなった。

上皇ご夫妻と秋篠宮御一家と浜辺を散策される天皇皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)と愛子さま
上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)と秋篠宮ご一家、3家族そろって三井浜をご散策(2002年08月26日、Ph/JMPA)
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2002年8月、上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)と秋篠宮ご夫妻、その長女・眞子さん、次女・佳子さまとともに静岡県下田市の須崎御用邸にてご一家で静養された天皇皇后両陛下と愛子さま
愛子さまを抱え浜辺をご散策(2002年08月26日、Ph/JMPA)
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上皇ご夫妻と秋篠宮御一家と浜辺を散策される天皇皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)と愛子さま
貴重な3家族そろってのご散策ショット(2002年08月26日、Ph/JMPA)
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2002年8月、上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)と秋篠宮ご夫妻、その長女・眞子さん、次女・佳子さまとともに静岡県下田市の須崎御用邸にてご一家で三井浜を散策された天皇皇后両陛下と愛子さま
2002年8月のご静養場所は須崎御用邸(2002年08月26日、Ph/JMPA)
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2002年8月、上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)と秋篠宮ご夫妻、その長女・眞子さん、次女・佳子さまとともに静岡県下田市の須崎御用邸にてご一家で三井浜を散策された天皇皇后両陛下と愛子さま
美智子さまと一緒に貝殻を拾われる雅子さまと愛子さま(2002年08月26日、Ph/JMPA)
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天皇ご一家は皇太子時代の2010年から2019年まで、8年連続で須崎御用邸に滞在されている。須崎御用邸は、2022年3月に愛子さまがご成年を迎えられた際の記者会見でも思い出の地としてあげられた。

2010年8月、静岡県下田市の須崎御用邸へ向かう天皇皇后両陛下と愛子さま
2010年8月、静岡県下田市の須崎御用邸へ向かわれるご一家。(2010年8月4日、Ph/JMPA)
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2010年8月、静岡県下田市の須崎御用邸へ向かう天皇皇后両陛下と愛子さま
愛子さまの単独会見でも話された思い出の地「須崎御用邸」へ(2010年8月4日、Ph/JMPA)
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2010年8月、静岡県下田市の須崎御用邸へ向かう天皇皇后両陛下と愛子さま
愛子さまはかごバッグを持たれ夏らしいムード(2010年8月4日、Ph/JMPA)
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2010年8月、静岡県下田市の須崎御用邸へ向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
ペールブルーのジャケットがよくお似合い(2010年8月4日、Ph/JMPA)
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2010年8月、静岡県下田市の須崎御用邸へご静養された雅子さまと愛子さま
雅子さま、愛子さま共に夏らしい装い(2010年8月4日、Ph/JMPA)
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「両親との思い出といいますと、やはり私の学校の長期休みに出掛けた旅行のことが真っ先に思い浮かびます。どの旅行も非常に思い出深いものでございますけれども、静岡県の下田市にある須崎御用邸に行き、海で泳いでいる時に、綺麗なお魚の群れを発見して皆で観賞しましたり、また、須崎はほとんど波のない穏やかな海でございますけれども、サーフボードを浮かべて、そこに3人で座る挑戦をして、見事全員で落下した思い出など、お話しし始めると日が暮れてしまうかもしれません」

2022年3月17日、成年会見に臨まれた愛子さま
初めての単独記者会見。ほとんど原稿を見ずに、しっかりと思いを語られた愛子さま(2022年3月17日、Ph/宮内庁提供)
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今年の夏のご静養でも、ご家族揃って素敵な時間を過ごされたことだろう。

ご一家は、2023年4月5日におよそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場をご訪問。仲睦まじいご一家の様子は注目を集めました。そこで、皇后雅子さまのこれまでの春のご静養ファッションを振り返ります。

マルチカラーのニットベストで顔周りは明るく可憐な雰囲気に

1998年3月、葉山御用邸(神奈川県)の近くを散策される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。

1998年3月、葉山御用邸の近くを散策される雅子さま
裾のデザインが特徴的なベスト(1998年3月30日、Ph/JMPA)
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1998年3月、葉山御用邸の近くを散策される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
カチューシャは当時の雅子さまのトレードマーク(1998年3月30日、Ph/JMPA)
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雅子さまは、白のシャツに、裾のデザインが特徴的なニットベストをお召しでした。ボトムは黒のパンツで、靴もゴールドの金具がついたローファーという、アイテム的にはマニッシュなコーディネートですが、当時の雅子さまのファッションアイコンでもあるカチューシャが女性らしさを添えていました。

→皇后雅子さまの知的なネイビーファッションはコチラ

バイカラーのセットアップにバイカラーの小物を合わせてスタイリッシュに

1999年6月、ご夫婦で栃木県・日光市をご訪問。東武下今市駅に到着された雅子さまは、おしゃれなセットアップをお召しでした。

1999年6月、ご夫婦で日光をご訪問の雅子さま
ネイビー×白の靴とバッグがコーデを引き締める(1999年6月15日、Ph/JMPA)
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1999年6月、ご夫婦で日光をご訪問の雅子さま
白い襟がレフ板効果で顔周りを明るく照らす(1999年6月15日、Ph/JMPA)
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1999年6月、ご夫婦で日光をご訪問の雅子さま
足元は白多めのバイカラーで抜け感をプラス(1999年6月15日、Ph/JMPA)
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襟とカフス部分は白の切り替えになった、明るいグレーのセットアップは、襟が大きく小顔効果も抜群。靴やバッグもネイビーと白のバイカラーでそろえられ、フォーマルな雰囲気の中にもおしゃれなポイントが満載でした。

→皇后雅子さまの春の白コーデはコチラ

ロング丈ジャケットのネイビーのセットアップで妊娠中のご静養へ

2001年5月、那須(栃木県)にご静養に向かわれる雅子さまは、濃紺のパンツスーツに丈の長いジャケット姿でした。

2001年5月、那須にご静養に向かわれる雅子さま
インナーの白のトップスはVネックでシャープな印象に(2001年5月28日、Ph/JMPA)
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2001年5月、那須にご静養に向かわれる雅子さま
靴とバッグは引き締めカラーの黒をセレクト(2001年5月28日、Ph/JMPA)
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2001年5月、那須にご静養に向かわれる雅子さま
長めのジャケットがおしゃれで洗練された雰囲気(2001年5月28日、Ph/JMPA)
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このとき、雅子さまは妊娠中。背が高いこともあってかお腹はまったく目立たず、着られているものも特にマタニティウェアではありません。ネイビーのロング丈のジャケットはお腹もすっぽり隠れ、スタイリッシュそのもの。しっかりと安定した太めのヒール靴とバッグは黒でそろえられ、インナーは白を合わせるというベーシックカラーでまとめた装いでした。

→皇后雅子さまの春を感じさせるピンクファッションはコチラ

ドット柄やバイカラーを取り入れた知的なモノトーンスタイル

2002年5月、生後5か月になったばかりの愛子さまを抱かれて、ご静養先へ向かう雅子さまを東京駅でキャッチ。

2002年5月、生後5か月になったばかりの愛子さまを抱かれて、ご静養先へ向かう雅子さま
ジャケットのランダムなドット柄が大人っぽい印象(2002年5月8日、Ph/JMPA)
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2002年5月、生後5か月になったばかりの愛子さまを抱かれて、ご静養先へ向かう天皇陛下と雅子さま
スタンドカラーのジャケットがワンピースの甘さを中和(2002年5月8日、Ph/JMPA)
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2002年5月、生後5か月になったばかりの愛子さまを抱かれて、ご静養先へ向かう天皇陛下と雅子さま
靴もバッグもネイビー×白のバイカラー(2002年5月8日、Ph/JMPA)
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細かいドット柄のスタンドカラーの白のジャケットの下には、黒のワンピースをご着用。足元はバイカラーのパンプスで、ショルダーバッグもバイカラーになっていて柄物を取り入れつつの洗練されたモノトーンスタイルでした。イヤリングやブローチはゴールドで上品に華やかさを添えていました。

→皇后雅子さまの春らしいグリーンスーツの着こなしはコチラ

パンツスーツにブーツを合わせた颯爽としたスタイル

2008年5月、栃木県にある御料牧場へ。JR宇都宮駅に到着された雅子さまと愛子さまは手を繋がれて。

2008年5月、栃木県にある御料牧場へ向かう雅子さまと愛子さま
ジャケットのインナーは顔周りが沈まないように明るい色をチョイス(2008年5月、Ph/JMPA)
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2008年5月、栃木県にある御料牧場へ向かう雅子さまと愛子さまと天皇陛下
足元はブーツでおしゃれ度を底上げ(2008年5月、Ph/JMPA)
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雅子さまは、濃いグレーのパンツスーツというきれいめスタイル。インナーはややピンクがかったハイネックのトップスをお召しになり、女性らしさをプラスされていました。足元はパンプスではなくブーツをセレクトし、スタイリッシュに。ブーツに合わせてバッグも黒でそろえられ、颯爽とした雰囲気でした。

→皇后雅子さまの華やぐ春の「スカーフの巻き方」アレンジ術はコチラ

ペールグリーンのジャケット×白で春らしさもさわやかさも満点

2015年5月、御料牧場に向かわれるご一家を宇都宮駅でキャッチ。

2015年5月、御料牧場に向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
インナーのトップスが短めで脚長効果抜群(2015年5月3日、Ph/横田紋子)
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2015年5月、御料牧場に向かわれる愛子さまと雅子さま
靴とバッグも白で統一(2015年5月3日、Ph/横田紋子)
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2015年5月、御料牧場に向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
クリームがかった白が優しい雰囲気(2015年5月3日、Ph/横田紋子)
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2015年5月、御料牧場に向かわれる雅子さま
ライトなグリーンのジャケットが軽快な印象(2015年5月3日、Ph/横田紋子)
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ご静養ファッションではパンツ率が高い雅子さま。淡いグリーンのジャケットを羽織られて、インナーには白のトップス、パンツはインナーよりもややクリーム色がかった白をセレクトされ、色味に少し変化をつけた上級テク。パンプスやバッグも白でそろえられ、寒色×白の爽やかコーデでした。

→皇后雅子さまの春の白コーデはコチラ

スモーキーカラーのセットアップにシアーなスカーフでエレガントさをプラス

2016年4月、ご一家で、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策。

2016年4月、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策する天皇皇后両陛下愛子さま
愛子さまは桜カラーのセットアップをお召しに(2016年4月7日、Ph/JMPA)
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2016年4月、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策する天皇皇后両陛下愛子さま
長めに垂らしたスカーフがエレガント(2016年4月7日、Ph/JMPA)
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2016年4月、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策する雅子さま
スモーキーカラーがトレンド感あり(2016年4月7日、Ph/JMPA)
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雅子さまは、スモーキーな色合いのパンツのセットアップをお召しでした。ジャケットのカフス部分はダブルカフスになっていておしゃれなデザイン。大きめのパールのアクセサリーや、柔らかい素材のフローラルプリントのスカーフをプラスされ、ほんのり甘さと華やかさが香るコーディネートでした。

→皇后雅子さまの「春のセットアップ」の着こなしはコチラ

春色ピンクのジャケットにお気に入りのスカーフで華やかさを底上げ

2018年5月の連休には、宇都宮駅経由で御料牧場へ向かわれました。

2018年5月の連休には、宇都宮駅経由で御料牧場へ向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
顔周りはピンクで明るい印象に(2018年5月3日、Ph/JMPA)
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2018年5月の連休には、宇都宮駅経由で御料牧場へ向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
明るいショートジャケット×ダークカラーのパンツは脚長効果も抜群(2018年5月3日、Ph/JMPA)
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2018年5月の連休には、宇都宮駅経由で御料牧場へ向かわれる天皇皇后両陛下と愛子さま
シャネルのスカーフは当時のお気に入りアイテム(2018年5月3日、Ph/JMPA)
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雅子さまはややショート丈のピンクのジャケットに、愛用のシャネルのストールを合わせたパンツスタイルでした。ペールトーンのピンクのジャケットに、同じくペールピンクのはいったストールを合わせられ、肌なじみもよく軽やかな印象です。バッグは、ジャケットと同系色を選ばれ、ボトムと靴はダークカラーの黒をチョイス。上は明るく、下は引き締めカラーで、メリハリのあるコーディネートでした。

雅子さまは、やはりパンツルックでした。爽やかなペールブルーのロングジャケットに、シアーなスカーフを首に巻かれ、春らしい色合いのスタイル。これまでのご静養ファッションでもボトムは黒をセレクトされることが多いですが、この日もボトムは黒のパンツに黒のフラットな靴をセレクト。爽やかな中にもメリハリが感じられるコーディネートでした。

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