Q.ファンデーションが厚塗りになっていく
A.スタンプ塗りなら手早くムラなくカバー
下地やファンデーションを5点置きしてからのばして塗るのは昔の話。指の腹を使って、スタンプを押すように広げていくと、過度な摩擦を起こさずに薄くムラなくつけることができます。しかも時短!
リキッドは塗りのばさずにタップする
摩擦はシワやくすみのもと。肌をなるべくこすらないために、トントンとタップしながら塗りましょう。塗る前にファンデーションを練ることでなじみやすくなり、密着度が高まります。
中指で頰骨の高い位置に点で置き、トントンとたたき込んでぼかす。
お粉をつける順番を変えるだけで立体感が出る
お粉は最初につけた場所に濃くつくので、フェイスラインからのせることで質感の濃淡が自然につき、小顔に見えます。目の下を最後にするので頰にはツヤが残り、若々しさも演出できます。
美容液ファンデーションは費用対効果あり
スキンケア効果の高い美容液ファンデーションは、不器用さんでも均一にのばせて肌をきれいに見せてくれます。高額ですが、大人の肌には投資する価値あり。
◆教えてくれたのは:ヘア&メイクアップアーティスト・山本浩未さん
1964年生まれ。自身の体験をもとに、大人の女性が前向きになれるメイクや美容法を提案。簡単でわかりやすいテクニックと自然体なトークで、講演会も人気。『60歳ひとりぐらし毎日楽しい理由』(小学館)が好評発売中。インスタグラム@hiromicoy
撮影/[人物]玉置順子(t.cube) [商品]石澤義人 ヘア&メイク/山本浩未 モデル/柾木奈緒美 構成・文/岩淵美樹
※『reShine』2024年夏号