6月のイギリス訪問時にも「リボン」ファッションを披露された皇后雅子さま。シンプルなコーディネートもリボンのアクセントが加わることでフェミニンな雰囲気に仕上がる。そこで、雅子さまの夏のリボンコーデをチェック。夏らしい配色や大人っぽさをキープしたリボンの取り入れ方に注目だ。
リボンモチーフのついた白パンプスとペールピンクのセットアップでフェミニンに
1993年7月、ご成婚後初の地方公務で、第29回献血運動推進全国大会に出席されるため岩手県を訪問された雅子さま。
淡いピンクのセットアップは花柄の織り生地で、ラウンドにカットされた襟、ジャケットの裾がロマンティックなデザイン。大きなリボンがあしらわれたピンクの帽子、白の靴、白のバッグで、新婚らしい可憐な装いだ。イヤリング、指輪、ブレスレットなどアクセサリーはすべてパールで、草木をモチーフにしたブローチを胸元に添えていた。帽子や花柄の織り生地など、ポイントは上半身に持ってきながらも、足元のパンプスにはさりげなくリボンモチーフがついていて、フェミニンな雰囲気を高めていた。
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柄物ジャケットの腰の紐をリボンに結ってパンツスタイルもフェミニンに
1997年、オマーン国王から贈られたアハージージュとその子、豊歓と過ごされるお二人。
雅子さまは、柄物のジャケットを羽織られ、インナーにはライムグリーンカラーのトップスをチラリ。白のパンツスタイルも、ジャケとの腰の紐をリボンに結びカチューシャを合わせるなど、フェミニン要素をプラスすることで、女性らしい佇まいにまとまっている。足元も白のパンプスを合わせることで、抜け感もばっちりだ。
お気に入りのロイヤルブルーのセットアップで優雅に
2023年6月、インドネシアご訪問では、雅子さまのお気に入りカラーのひとつであるロイヤルブルーが鮮やかで目を引いていた。
雅子さまがお召しのジャケットは、カシュクール(胸元で左右に折り重なる、着物のようなデザインのこと)デザインになっていて、腰にはリボンが。カチッとしたテーラードジャケットに比べて、女性らしく、柔らかな印象を与える。アクセサリーは、みずみずしいパールを合わせられ、華やかかつ清楚な雰囲気。バッグは黒で大人っぽくまとめていた。
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白×ブルーのセットアップはフロントのリボンがアクセント
2024年6月にイギリスに公式訪問された天皇皇后両陛下。英国訪問中に雅子さまが着用になられていたブルーのセットアップは、リボンが印象的だった。
雅子さまは、襟に白が配されたペールブルーのセットアップをお召しになり、天皇陛下のネクタイとリンク。雅子さまの優しい雰囲気にあったペールブルーのセットアップはやや長めの丈のスカートながら、腰にはリボンモチーフがついていてフェミニンな雰囲気も。バッグや靴もペールブルーでそろえられ、白い帽子にも同色のリボンが巻かれていて、完璧なツートンコーデだった。
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