猛暑が続く日本列島。ファッションでもより涼しさが求められる。そこで、皇后雅子さまの涼しげな夏のファッションをチェック。涼やかなグリーンを感じさせるボタニカル柄を取り入れたコーディネートをおさらいしよう。
“着物”を連想させるデザインの服にボタニカル柄のインナーを合わせて
2022年7月、日本とアメリカの両政府が留学生を支援する「日米フルブライト交流計画」の70周年を記念する式典にご出席。この日雅子さまは、カシュクールデザインのジャケットのセットアップをお召しに。
カシュクールとは、胸元が着物のように打ち合わせになった女性用の上衣のこと。雅子さまのようにやや長めの丈のジャケットを選ぶことで、とても優雅な雰囲気が漂う。色味は、ほとんど白に近い薄紫のようにも見える。生地はエンボス加工が施されたボタニカル柄で、インナーに着たシースルーのトップスもジャケットと同じくボタニカル柄が施されていて、とても涼やかな雰囲気だった。
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ボタニカル柄のインナーやレースの透け感でより涼しげなセットアップコーデ
2023年6月インドネシアご訪問時に、カリバタ英雄墓地を訪れた雅子さまは、グレーがかったような薄いブルーのセットアップをお召しだった。
雅子さまがお召しのジャケットは、カフスにレースがあしらわれたデザイン。帽子もスーツと同じ布地のもので、リボン部分が同じレースがあしらわれていた。インナーのレースは、レースは、花や草が描かれたボタニカル柄で、涼やかな印象に。アクセサリーはパールを合わせられ、白×ペールブルーの清涼感あふれるコーディネートだった。
光沢感のある白×ボタニカル柄のセットアップで夏らしさを演出
2024年6月、日本芸術院賞の授賞式に出席された雅子さまは、白の光沢感のあるセットアップでお出ましに。
雅子さまはホワイトのジャケットと帽子をお召しに。ジャケットの襟やスカートに、光沢感のあるボタニカル柄が施されていた。シンプルなスタイルだったが、フロントボタンの位置が低いので、インナーを見せるようにデコルテ部分が空いていたり、襟の形が長方形になっていたりと、こだわりを感じさせるコーデだった。
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