6月のイギリス訪問時にもウエストに「リボン」がついたファッションを披露された皇后雅子さま。シンプルなコーディネートにベルトをつけたり、ウエストにポイントのあるデザインの服を着ることでメリハリが生まれ、きちんと感が増す。そこで、雅子さまの夏の「ウエストマーク」コーデをチェック。夏らしい配色やフェミニンなモチーフにも注目だ。
スカイブルーのセットアップは白とのコントラストでメリハリを
1993年8月、栃木県宇都宮市でサッカーの試合をご観戦になった雅子さま。夏らしさ満点の爽やかな配色のコーディネートだった。
爽やかなカラーのセットアップコーディネートの雅子さま。ウエストマークされたデザインのジャケット+タイトスカートのデザインはスタイルアップ効果も抜群。襟、ボタン、小物を白で統一され、散りばめることで、抜け感も出ている。襟やバッグは、丸みのあるデザインなので、大人のかわいさも感じられ、淡いカラーのセットアップなので、散りばめた白が主役カラーのように映え、清々しさをより一層高めている。
→皇后雅子さまの夏の「チェック柄」「ストライプ柄」コーデはコチラ
柄物ジャケットの腰の紐をリボンに結ってパンツスタイルもフェミニンに
1997年、オマーン国王から贈られたアハージージュとその子、豊歓と過ごされるおふたり。
雅子さまは、柄物のジャケットを羽織られ、インナーにはライムグリーンカラーのトップスをチラリ。パンツやジャケットと、アイテム的にはメンズライクなものだが、腰の紐をリボンに結びカチューシャを合わせるなど、フェミニン要素をプラスすることで、女性らしい佇まいにまとまっている。また、腰の紐をしっかりタイトめに締めることでスタイルアップも成立。足元も白のパンプスを合わせることで、抜け感もばっちりだ。
お気に入りのロイヤルブルーのセットアップは腰のリボンが曲線美を演出
2023年6月、インドネシア訪問時の雅子さまは、お気に入りカラーのひとつであるロイヤルブルーが鮮やかで目を引いていた。
雅子さまがお召しのジャケットは、カシュクール(胸元で左右に折り重なる、着物のようなデザインのこと)デザインになっていて、腰にはリボンが。ウエストの位置に向かってドレープの曲線が生まれ、自然とウエストが引き締まった印象になる。また、カチッとしたテーラードジャケットに比べて、柔らかく女性らしい印象を与える。アクセサリーは、バッグは黒で大人っぽくまとめていた。
→皇后雅子さまの「ペールブルー×ホワイト」のツートンコーデはコチラ
ブルーの大きめシャツに白のベルトでこなれたパンツスタイル
2023年8月、ご静養のため那須御用邸を訪れ、散策された雅子さまのシャツスタイルがトレンド感溢れる着こなしだった。
白のパンツにペールブルーの大きめのシャツを合わせ、シャツの上からベルトを巻くという今っぽさのあるセンスフルな着こなし。ベルトでウエストをマークすることでゆったりとしたトップスを着てもメリハリが出て、ウエスト位置も高く設定でき、スタイルアップが叶っている。パンツもゆったりワイドながらセンタープレス加工が施され、美脚な印象を与え、上下ともにリラクシーな着心地でも、きちんと感をキープ。メッシュのベルトや透明感のあるイヤリングなど、涼しげな小物で清涼感もたっぷり。
→皇后雅子さま、「レース」「刺繍」ファッションの着こなし術はコチラ
白×ブルーのセットアップはフロントのバイカラーのリボンがアクセント
2024年6月にイギリスに公式訪問された天皇皇后両陛下。英国訪問中に雅子さまが着用になられていたブルーのセットアップは、リボンが印象的だった。
雅子さまは、襟に白が配されたペールブルーのセットアップをお召しになり、天皇陛下のネクタイとリンク。雅子さまの優しい雰囲気にあったペールブルーのセットアップはやや長めの丈のスカートながら、腰にはリボンモチーフがついていてフェミニンな雰囲気も。少し高めの位置についたリボンがコーデにメリハリを生んでいる。バッグや靴もペールブルーでそろえられ、白い帽子にも同色のリボンが巻かれていて、完璧なツートンコーデだった。
●【涼しげモチーフ】皇后雅子さまの夏ファッションはアクセサリーで清涼感を演出