年齢を重ねるほど食と健康、食と美容には密接な関係があると実感するもの。中でも朝食は、1日の活力を左右します。70代になってもますます輝く女優・酒井和歌子さん(75才)が再現してくれた、本当に日々食べている朝食メニューはコンパクトなワンプレート朝食。栄養から美容まで、“女優”ならではのこだわりと工夫をチェックして参考にしてみてください。
丈夫な骨を作るためにたんぱく質多めを意識
「朝起きたらまず、納豆を食べます。その後、ウオーキングまたは週2回のスイミングを終えてからが朝食です」(酒井さん・以下同)
2023年1月に転んで肩を負傷。医師にすすめられてたんぱく質を多めに摂るなど、食に関しても健康を意識するようになったという。
「朝食に欠かせないゆでた卵とブロッコリーは、常に作りおき。仲良しの柏木由紀子さんおすすめの豆乳ラテや、旅友が食べていたきなこヨーグルトは、すぐに真似しました」
摂りたい栄養をコンパクトにまとめたワンプレート朝食
必須のゆで卵、ブロッコリーに加え、きなこを入れたヨーグルト、フルーツは定番。
「フルーツはオレンジが多いのですが、バナナをヨーグルトに入れたり、冬はりんごにしたりも」
量がちょうどいいミニサイズのトーストは、バターで。飲み物は豆乳ラテが最近のお気に入り。
手軽に摂れるきなこはヨーグルトと一緒に
大豆製品のきなこは積極的に食べたい食品。「最初は牛乳に溶かしていたのですが、ヨーグルトに加えると食べやすかった。はちみつで甘みを足します」
作りおきで忙しい朝の手間を軽減
ゆで卵+ブロッコリーはたんぱく質を作る最強コンビ。
「作りおきしておけば、毎日続けられます」
朝の納豆は代謝アップにも
起きたら、まず納豆を小さめの1パック食べて活動開始。たんぱく質はもちろん、ビタミン、食物繊維が豊富。
◆教えてくれたのは:女優・酒井和歌子さん
小学生で『劇団若草』に入団。1964年に女優デビュー後は映画・ドラマに多数出演。旅好きとしても知られ、北極や南極に行った経験も。
撮影/玉井幹郎 調理補助・スタイリング/井上和子、大林久利子 取材・文/勅使河原桜
※女性セブン2024年9月26日・10月3日号