ライフ

アート、紅葉、観光列車に食…秋の魅力を満喫できる“お得旅”へ!“この秋訪れるべきNo.1”「森の芸術祭 晴れの国・岡山」の注目ポイント

五感で味わう体験型のアートも多い「森の芸術祭 晴れの国・岡山」は2024年11月24日まで。リクリット・ティラヴァニ氏による暖簾の作品とともに(津山市~衆楽園・迎賓館にて)
五感で味わう体験型のアートも多い「森の芸術祭 晴れの国・岡山」は2024年11月24日まで。リクリット・ティラヴァニ氏による暖簾の作品とともに(津山市~衆楽園・迎賓館にて)
写真36枚

絶好の旅シーズンに開幕した「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が、2024年11月24日まで開催中。会場となる岡山県北部は、のどかな自然に加え、城下町・宿場町など歴史ある街並みが残る地域だ。そこに「レアンドロ・エルリッヒ」「蜷川実花 with EiM」など世界で活躍するアーティストの作品が集結した「森の芸術祭」は、「この秋訪れるべきNo.1」だと旅行ジャーナリストの村田和子さんが言う。村田さんに芸術祭の見どころやお得情報を紹介してもらった。

* * *

「森の芸術祭 晴れの国・岡山」の舞台となる岡山県北部は、時の流れもゆったり。世界で活躍する有名アーティストの作品はもちろん、自然、レトロな町並み、美味しいものなど、心に響く「モノ」「コト」にあふれています。

会場となる岡山県北部は自然あふれゆったりとした時の流れに癒される
会場となる岡山県北部は自然あふれゆったりとした時の流れに癒される
写真36枚

「森の芸術祭」期間中(~11月24日)は、岡山駅、津山駅から鑑賞バスツアー(ランチ付きの1日コース)、各エリアまでのシャトルバスが運行され、各エリア内は無料循環バスなども運行。車がなくても、ひとり旅でも旅がしやすい環境が整います。

私も今回初めて訪れたところが多いのですが、「岡山県北部」は魅力が多く、それでいてゆったりと楽しめる、まさに穴場の旅先。芸術祭をきっかけに、五感に響く秋旅を満喫し、新たな地域の魅力を発見してみませんか?

「森の芸術祭 晴れの国・岡山」とは?

森の芸術祭の舞台は、岡山県北部エリアの12市町村。うち5つの市町(津山市・新見市・真庭市・鏡野町・奈義町)に作品が展示されています。

芸術祭の鑑賞には、鑑賞パスポート(大人3000円、大学生・専門学生2000円、高校生以下無料)が便利。鑑賞パスポートは、森の芸術祭開催中(~2024年11月24日まで)有効で、1施設1回の鑑賞ができます(※当日の再入場は可)。早めに入手すればリピートして長く楽しめます。(参考:単館での鑑賞は700円もしくは有料施設の場合は施設入館料)。

観光センター等で入手したい資料~西Navi+(左)と県北グルメ手帖(右)。中央の西Naviは、JR西日本管内の駅などで配布中
観光センター等で入手したい資料~西Navi+(左)と県北グルメ手帖(右)。中央の西Naviは、JR西日本管内の駅などで配布中(10月25日まで)
写真36枚

今回私が訪れた、津山市・新見市・真庭市・奈義町の4エリアについて、それぞれの見どころを順にご紹介します。

奈義/奈義町現代美術館周辺エリア~アート好き必見!ゲートボールも芸術祭の会場に

奈義町は列車の駅がなく、車でのアクセスが基本となる場所。ただし芸術祭期間中は毎日、岡山駅からシャトルバス(1800円:片道)が1往復運行し、岡山駅および津山駅発着の鑑賞バスツアー(ランチ付きの1日コース)も週末を中心に実施があります。アクセスがよくなる芸術祭を機に、ぜひ訪れたい、アート好きにはたまらないスポットです。

奈義町現代美術館は自然豊かな地に佇む。1994年に現代美術の先駆けとして開館
奈義町現代美術館は自然豊かな地に佇む。1994年に現代美術の先駆けとして開館
写真36枚

なんといっても驚くのは、奈義町現代美術館のクオリティの高さ! 日本で現代アートが注目される10年以上前に建てられたといい、体感型で鑑賞ができ、自分の中の常識が覆る驚きと発見があります。アートと建築が一体化した奈義町現代美術館の設計を担当した建築家の磯崎新氏も、森の芸術祭に参加しています。

奈義町現代美術館~太陽 ≪遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体≫
奈義町現代美術館~太陽 ≪遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体≫
写真36枚

他にも奈義町現代美術館には、坂本龍一氏と高谷史郎氏のコラボ作品などがあり、いつにも増して見どころが満載。

坂本⿓⼀+⾼⾕史郎《TIME-déluge》2023
坂本⿓⼀+⾼⾕史郎《TIME-déluge》2023
写真36枚

美術館の向かいにあるのが、地元の方の憩いの場である屋内ゲートボール場「すぱーく奈義」。実はここも芸術祭の会場で、金沢21世紀美術館の《スイミング・プール》で有名なレアンドロ・エルリッヒ氏が手掛けたインスタレーションが展示されています。入った瞬間に思わず歓声がもれる幻想的な作品は、画像ではなかなか全貌が伝わりません。一見の価値ありです。

「森の芸術祭 晴れの国・岡山」~レアンドロ・エルリッヒ《まっさかさまの⾃然》2024
「森の芸術祭 晴れの国・岡山」~レアンドロ・エルリッヒ《まっさかさまの⾃然》2024
写真36枚

一帯は那岐山をはじめとした山に囲まれ、秋の深まりとともに紅葉や雲海も楽しめるスポット。町内の無料シャトルバスを利用すれば、那岐山麓「山の駅」、なぎ高原「山彩村」などにも訪れることができ、秋の絶景も楽しめそうです。

ランチは奈義町現代美術館横の「ピッツェリア ラ・ジータ」がおすすめ。ピザが絶品なので、予約して出かけて。

ランチは奈義町現代美術館横の「ピッツェリア ラ・ジータ」がおすすめ。那岐山を大きな窓から望むロケーションもよく、ピザも絶品! 予約して出かけよう
「ピッツェリア ラ・ジータ」は、那岐山を大きな窓から望むロケーションもよく、ピザも絶品!
写真36枚

津山/津山城周辺エリア~レトロな城下町の風情を楽しみながらのアート巡りが楽しい!

津山市は、江戸時代に発展した城下町。建物こそ取り壊されましたが、地上45mの石垣が健在で公園として整備されています。また古い町並みが残る「城東町並み保存地区」は、なまこ壁などの古い町家がカフェや食事処などになっており、情緒ある町歩きも楽しいエリアです。

津山城(鶴山公園)では見事な石垣が!ここにもアート作品の展示がある
津山城(鶴山公園)では見事な石垣が!ここにもアート作品の展示がある
写真36枚
城東町並み保存地区。訪れたのは週末だったが、落ち着いた雰囲気の中で町歩きが楽しめる
城東町並み保存地区。訪れたのは週末だったが、落ち着いた雰囲気の中で町歩きが楽しめる
写真36枚
クラシカルな建物も多く、作州民芸館は旧土居銀行として明治時代に建築されたそう。森の芸術祭の会場となっており、館内でも作品が楽しめる
クラシカルな建物も多く、作州民芸館は旧土居銀行として明治時代に建築されたそう。森の芸術祭の会場となっており、館内でも作品が楽しめる
写真36枚

そんな津山市内には、芸術祭の会場が10カ所もあり、循環バス(津山市内アート循環バス)も運行。作品の中で私がおすすめするのが、「津山まなびの鉄道館」のキムスージャ氏の作品。ノスタルジックな雰囲気と、訪れる時間で表情を変えるプリズムシートの光とのコラボが、心揺さぶる美しさを醸し出します。

キムスージャ《息づかい》2024~鉄道遺産「津山まなびの鉄道館」
キムスージャ《息づかい》2024~鉄道遺産「津山まなびの鉄道館」
写真36枚
レトロな佇まいに光の帯がコラボし、活躍した当時の華やかな様子を彷彿とさせる
レトロな佇まいに光の帯がコラボし、活躍した当時の華やかな様子を彷彿とさせる
写真36枚

そして大名の庭園が素晴らしい「衆楽園」では、リクリット・ティラヴァニ氏の、暖簾の作品が展示されています。美しい庭園を眺めながら、庭園内の木々がモチーフの暖簾の動きで風を感じるひとときは、日常の忙しさを忘れ心落ち着く時間が過ごせます。

衆楽園の庭園は無料で開放されている。非常に素晴らしい眺め。写真はリクリット氏の作品が展示されている迎賓館
衆楽園の庭園は無料で開放されている。非常に素晴らしい眺め。写真はリクリット氏の作品が展示されている迎賓館
写真36枚
リクリット・ティラヴァニ《無題 2024 (⽔を求めて森を探す)》2024
リクリット・ティラヴァニ《無題 2024 (⽔を求めて森を探す)》2024
写真36枚

ちなみにリクリット氏の作品(暖簾)は、真庭市の勝山町並み保存地区にある「ひのき草木染織工房」で、染織家の加納容子さんが染めを担当。古い家屋の軒先に、個性あふれる暖簾が揺れる町並みは、一見の価値あり。「勝山町並み保存地区」も芸術祭の会場となっており、妹島和世氏の椅子「あしあと」が町並みに溶け込むように佇んでいます。

勝山の町並み。右手は「ひのき草木染織工房」。軒下にある椅子は妹島和世《あしあと》2024
勝山の町並み。右手は「ひのき草木染織工房」。軒下にある椅子は妹島和世《あしあと》2024
写真36枚
郵便局もこの通り!のれんがキュート。最寄り駅「中国勝山駅」への列車は非常に少ないので、時間をしっかり確認してでかけよう
郵便局もこの通り!のれんがキュート。最寄り駅「中国勝山駅」への列車は非常に少ないので、時間をしっかり確認してでかけよう
写真36枚

岡山駅から津山駅までは、JR津山線の快速で約1時間10分。週末には1日1往復、美しい桜色の観光列車「SAKU美SAKU楽」も運行します。乗車券に指定席券(大人:530円、こども:260円)で乗車ができ、車内はレトロで懐かしい雰囲気。お弁当を予約して乗車すれば旅気分がさらに盛り上がります。

観光列車「SAKU美SAKU楽」のピンクの車体はテンションが上がります
観光列車「SAKU美SAKU楽」のピンクの車体はテンションが上がります
写真36枚
観光列車「SAKU美SAKU楽」中はレトロな雰囲気。グループならBOX席、少人数ならロングシートがおすすめ
観光列車「SAKU美SAKU楽」中はレトロな雰囲気。グループならBOX席、少人数ならロングシートがおすすめ
写真36枚
アテンダントが乗務。沿線の案内や切符に記念の改札印を押してくれる
アテンダントが乗務。沿線の案内や切符に記念の改札印を押してくれる
写真36枚
SAKU美SAKU楽の車内でのみ頂けるお弁当「岡山県北イロドリちらし」(要予約)。一つ星シェフ寺田真紀夫氏が監修。地元の食材を用い野菜もローストビーフもたっぷりで美味
SAKU美SAKU楽の車内でのみ頂けるお弁当「岡山県北イロドリちらし」(要予約)。一つ星シェフ寺田真紀夫氏が監修。地元の食材を用い野菜もローストビーフもたっぷりで美味
写真36枚

新見/満奇洞・井倉洞エリア~鍾乳洞がアートの舞台に。自然の織りなす造形美と蜷川氏の世界観に酔いしれる

自然豊かな新見市では、2つの鍾乳洞が芸術祭の舞台になっています。そのうちのひとつ満奇洞では、蜷川実花 with EiMによる《深淵に宿る、彼岸の夢》のインスタレーションが展開されています。

この鍾乳洞、全長500m弱もある立派なもので、天井が低い箇所では中腰になるなど足元に気を付けながら探検気分で進みます。「黄泉めぐり」とも評される作品の独特の世界観に身を置くと、吸い込まれそうで圧巻。赤に染まる鍾乳洞とヒガンバナのコラボは美しく神秘的、それでいてちょっと恐怖すら感じる迫力もあり見ごたえ充分です。

映画『八つ墓村』のロケ地でもある満奇洞の入り口。鍾乳洞の入り口までは坂道、鍾乳洞の中も足場は悪いので、滑りにくい靴ででかけたい
映画『八つ墓村』のロケ地でもある満奇洞の入り口。鍾乳洞の入り口までは坂道、鍾乳洞の中も足場は悪いので、滑りにくい靴ででかけたい
写真36枚
中に入るとまずは青の世界が広がる~蜷川実花 with EiM《深淵に宿る、彼岸の夢》2024
中に入るとまずは青の世界が広がる~蜷川実花 with EiM《深淵に宿る、彼岸の夢》2024
写真36枚
写真だけでは伝わらない。現地でぜひ体感を~蜷川実花 with EiM《深淵に宿る、彼岸の夢》2024
写真だけでは伝わらない。現地でぜひ体感を~蜷川実花 with EiM《深淵に宿る、彼岸の夢》2024
写真36枚
まなびの森 新見図書館にも作品が~マイケル・リン《スタンドカラー 2024》2024
まなびの森 新見図書館にも作品が~マイケル・リン《スタンダードカラー 2024》
写真36枚

満奇洞へは、最寄りの新見駅から車で40分ほどの距離がありますが、会期中の土日祝は、新見市内の見どころをまわるシャトルバス(満奇洞・井倉洞シャトルバス)も運行。車がなくても大丈夫です(詳細の運行ダイヤやルートは確認のこと)。

特急「やくも」をモチーフにしたデザインのバスが運行
特急「やくも」をモチーフにしたデザインのバスが運行
写真36枚

また岡山駅から新見駅までは、普通列車(伯備線)で約1時間半、特急「やくも」で1時間なので、芸術祭の会場の中でもアクセスは便利です。

2024年4月にデビューした新型特急「やくも」。車体も車内もスタイリッシュ。揺れも少なく快適
2024年4月にデビューした新型特急「やくも」。車体も車内もスタイリッシュ。揺れも少なく快適
写真36枚

さらに芸術祭期間中は観光列車も週末に運行しています。10月は、通常山口県(日本海の海岸線)を走る「〇〇のはなし~岡山編~」が特別に伯備線を運行。沿線のストーリーが車内で楽しめるのも「〇〇のはなし」の特徴で、この日は「ぶどうの話」。高梁市・JA晴れの国岡山の職員の方が乗車し、おいしいぶどうの見分け方などをレクチャー、その後は試食や販売もありました。

車内のイベントは日替わり。地元の魅力を知り人と交流するチャンス
車内のイベントは日替わり。地元の魅力を知り人と交流するチャンス
写真36枚
〇〇のはなし(通常運行の路線は現在不通となっていますが、再開までは各地へ遠征をする可能性がある?かも
〇〇のはなし(通常運行の路線は現在不通となっていますが、再開までは各地へ遠征をする可能性がある?かも
写真36枚
「〇〇のはなし」景色が楽しめるように配置された座席にオシャレな車内でゆっくりと過ごせる
「〇〇のはなし」景色が楽しめるように配置された座席にオシャレな車内でゆっくりと過ごせる
写真36枚

11月からは「ラ・マル やまなみ」が同じ区間を運行します。手軽さから大人気。満席の場合もマメにサイトをチェックしていると空席がでることも意外とあります。ぜひチャレンジしてください。

森の芸術祭特製弁当「彩り玉手箱」は、観光列車の車内や岡山駅などで受け取り可(5日前までに、JR西日本のアプリ「tabiwa by WESTER」で要予約)
森の芸術祭特製弁当「彩り玉手箱」は、観光列車の車内や岡山駅などで受け取り可(5日前までに、JR西日本のアプリ「tabiwa by WESTER」で要予約)
写真36枚

芸術祭の回り方~1日1エリア、岡山駅・津山駅を拠点にお得な切符を活用しよう

森の芸術祭はエリアが広く、それぞれのエリア間の移動も時間がかかるため、1日1エリアのペースで計画するのがおすすめです。また宿泊するのなら、芸術祭エリアへの交通の便が良い、岡山駅、津山駅近辺が便利です。

効率的に回りたい、計画が面倒だという方には、岡山駅や津山駅から発着する、鑑賞バスツアー(ランチ付きの一日コース)が便利。作品の解説がありランチも芸術祭ならではのものが用意されるなど、存分に楽しめます。コースは2種類あり、価格はランチ込みで岡山駅発着が1万2000円、津山駅発着は1万円(鑑賞パスポートは別途購入が必要)。

岡山駅前のホテルグランヴィア岡山では、食のアートプロジェクトの一環として「森のいろどりパフェ」もいただける。鈴鹿成年氏が監修したこちらもアート作品の一部
岡山駅前のホテルグランヴィア岡山では、食のアートプロジェクトの一環として「森のいろどりパフェ」もいただける。鈴鹿成年氏が監修したこちらもアート作品の一部
写真36枚
岡山駅構内や駅ビルの土産店では、12市町村の特産品や芸術祭の公式グッズなどの販売も行っている
岡山駅構内や駅ビルの土産店では、12市町村の特産品や芸術祭の公式グッズなどの販売も行っている
写真36枚

そして芸術祭にあわせて発売される列車のきっぷが、とにかくお得!使わない手はありません!「tabiwa森の芸術祭2デイパス」(2500円、鑑賞パスポート付4500円)は、森の芸術祭の会場への足となる、自由周遊区間のJR普通列車、ならびに路線バスが乗り放題。指定席券や特急券などを別途購入すれば、観光列車や特急やくもなどにも乗車OK。岡山駅に宿をとっても、これさえあれば費用を気にせず、自由に列車やバスで芸術祭巡りができます。

「2デイパス」「森の芸術祭モリモリきっぷ」で乗り降り自由な自由周遊区間
「2デイパス」「森の芸術祭モリモリきっぷ」で乗り降り自由な自由周遊区間
写真36枚

さらにJR西日本の各エリア発着で、「森の芸術祭モリモリきっぷ」を発売。岡山駅までの往復新幹線に、先に紹介した2デイパス同様、自由周遊区間のJR普通車や路線バスが乗り放題(2500円相当)。さらに鑑賞パスポート(3000円)や、お土産セットがついて、大阪市内発着なら1万3500円と破格。

単純に新大阪駅と岡山駅を新幹線指定席で往復するだけでも1万2920円(通常期)なので、大盤振る舞いのきっぷといえるでしょう。一人から利用できますが予約は3日前までなのでご注意を。

各エリアでは、無料の巡回バスなども走っているので、上手に活用すればお財布にも優しく旅の計画ができますね。

アクセスの詳細は、森の芸術祭 晴れの国・岡山の公式サイト(https://forestartfest-okayama.jp/access/)もご覧ください。

お得なきっぷや芸術祭の鑑賞パスポートは、JR西日本のアプリ「tabiwa by WESTER」から予約し、⇒インフォメーションセンター等で引換え
お得なきっぷや芸術祭の鑑賞パスポートは、JR西日本のアプリ「tabiwa by WESTER」から予約し、⇒インフォメーションセンター等で引換え
写真36枚

まとめ~一日では回れない!混みあう前に足を運ぶ?紅葉を楽しむ?

鑑賞パスポートは、芸術祭開催中有効なので、早めに訪れれば何度かに分けて楽しむこともOK。会期後半になると混みあうことが予想されるので、ゆっくり作品を鑑賞するなら早めに訪れるのがいいでしょう。紅葉も一緒に楽しみたいというかたは、11月に入ってからがシーズンです。なお、月曜日は休館の施設があり、会場への足となるバスは週末のみ運行というものもあるので、曜日に気を付けて旅を計画するのもポイントです。

いかがでしたか? 今回ご紹介したのは、森の芸術祭のほんの一部。作品も岡山県北部も伝えきれない魅力がまだまだあります。ご自身で体感してくださいね。

■JRおでかけネット「森の芸術祭特集サイト」 https://www.jr-odekake.net/navi/forestartfest-okayama/
お得なきっぷやアクセス、鑑賞パスポートの情報など

■森の芸術祭 晴れの国・岡山 公式Webサイト https://forestartfest-okayama.jp/

◆教えてくれたのは:旅行ジャーナリスト・村田和子さん

村田和子さん
旅行ジャーナリスト・村田和子さん
写真36枚

旅行ジャーナリスト。「旅を通じて人・地域・社会が元気になる」をモットーに、旅の魅力を媒体で発信。宿のアドバイザー・講演なども行う。子どもと47都道府県を踏破した経験から「旅育メソッド(R)」を提唱、著書に「旅育BOOK~家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ(日本実業出版社・2018)」。現在は50歳を迎え、子どもも大学生となり、人生100年時代を楽しむ旅を研究中。資格に総合旅行業務取扱管理者、1級販売士、クルーズアドバイザーなど。2016年より7年間、NHKラジオ『Nらじ』月一レギュラーを務めた。トラベルナレッジ代表(https://www.travel-k.com/)。旅ブログも行っている(http://www.murata-kazuko.com/)

●大河ドラマ『光る君へ』の世界観を満喫!「平安時代にタイムスリップしたかのよう」京都・奈良の秋スポットを厳選

●旅行ジャーナリスト厳選!《自然×アート》など秋に最適な癒し旅スポット3選~秋限定のイベントから没入型の体験まで

関連キーワード