全国には「こんなところに泊まれるの?」というユニークなコンセプトをもつ宿がたくさん。なかでも大人が楽しめる宿として“360度本に囲まれて過ごせる宿”を、“キングカズ”こと三浦知良さんの息子で俳優の三浦りょう太(「りょう」はけものへんに寮のうかんむりなし)さんが体験する。
360度本に囲まれて過ごせる空間 読書に没頭し時間を忘れて
今回、紹介するのは本屋をテーマにした「BOOK AND BED TOKYO SHINJUKU」。同施設は、ファッションや音楽、カルチャー系を中心にさまざまなジャンルの本を約2000冊収蔵。宿泊して本を読みふける人もいれば、カフェ利用(12~20時)、またブックラウンジ(1時間500円+1オーダー/13~20時)として訪れる人も多い。
ラウンジスペースにある客室は、巨大な本棚の間にある黒いカーテン部分。部屋の種類は4タイプ(シングル・コンフォートシングル・ダブル・スーペリア)と充実。本に囲まれたラウンジで読書する人も多いという。
客室は、ベッドが置かれたシンプルな造り。カプセルタイプの宿泊スペースだ。
ラウンジの天井には、海外人気も高い漫画『AKIRA』のページがつるされている。
小説、雑誌、漫画、洋書など、いまではなかなか読むことができない幅広い蔵書を好きな場所で、自由に読めるはうれしい。
三浦さんも「普段はよく漫画喫茶に行くことが多いのですが、ここはおしゃれで居心地もいい。空き時間があったらフラっと寄って読み漁りたいですね」と気に入った様子だ。
ブラックを基調としたカフェメニューも人気
同施設では、ブラックを基調としたカフェメニューも人気。ボリューミーなフルーツサンド『KOBORERU FRUIT SAND[Strawberry]』(900円)や、たっぷりのホイップクリームの上にオレオのクッキーがのった『ブラックオレオココア』(630円)など。
◆「BOOK AND BED TOKYO SHINJUKU」
東京都新宿区歌舞伎町1-27-5 歌舞伎町APMビル8階 料金:1泊1人3720円~
◆俳優:三浦りょう太
俳優。1997年、東京都生まれ。ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(火曜21時~フジテレビ系)に阿澄玄人役で出演中。漫画好きであだち充作品を多数愛読。
女性セブンデジタル版限定では三浦のアザーカットも公開中。
撮影/玉井幹郎 ヘアメイク/Kaco スタイリング/作山直紀 取材・文/桜田容子
※女性セブン2024年11月28日号