不幸を招く習慣はメイクにもあり。しかし、顔相学に基づくメイクをすれば運気アップが可能かもしれない。そのポイントをおさえて、開運を引き寄せよう。
金運のいい「金満顔」を目指して
「メイクで金運は上向きます」と、開運セラピストの紫月香帆さんは言う。
「顔相学では顔のパーツの大きさや色などで運勢を判断します。金運のいい顔を『金満顔』といいますが、メイクで近づけることができます。そのポイントは、以下の5つです」(紫月さん・以下同)
肌にツヤやハリを出す
「肌ツヤがいいと健康で幸せそうに見えますが、それは運気のいい顔でもあります。しっかりと保湿をして、肌に潤いとハリを与えましょう。ベースメイクは、粉をはたいたマット肌より、ツヤ肌に仕上げた方が、運気が上がります。
頰がこけていると金運が遠ざかるので、チークで頰をふっくらと見せましょう」
髪のパサつきもNGだ。
眉の上の肉づきがいい
「このタイプの顔は仕事運がよく、それにつながる金運も◎。眉の上に白いハイライトを入れ、軽く光らせると仕事運が上がります」
眉を整え、眉と眉の間を指2本分あける
「細すぎる眉は運気のアップダウンが激しく、ボサボサ眉は情に流されやすくなります。眉ブラシで毛の流れを整え、やや太めのアーチ形に整えましょう。
気の出入り口である眉と眉の間も重要。理想は指2本分あいていること。前髪で眉間を隠すのはやめ、よい気を取りこみましょう」
唇はたっぷりリップをつけて、ぷるんと艶やかに
「唇がかさついているといい運気が入ってこないので、リップクリームで潤し、口が小さい人はやや大きめにリップラインを描くこと。歯は定期的にホワイトニングやクリーニングを行って口元を光らせます。口臭ケアも忘れずに行って」
小鼻や耳を光らせる
「小鼻は影を入れて小さく見せたいところですが、金運を上げる場合は、ピカッと光らせること。ゴールドのパウダーを指先に取り、小鼻にさりげなくのせてください。指に残ったパウダーは耳たぶにのせると◎。耳も鼻も光って金運アップ。
風水では耳たぶを財布と考え、耳たぶが厚く大きく、ほくろや傷もない方がいいとされていましたが、最近は、耳たぶが薄く小さい人やピアスの穴は、本物の金や石のイヤリングかピアスで光らせれば金運をアップできると考えられています」
財布はカードを分けて入れて!
「金運を上げるには、財布選びが重要です。色は金色、黄色、茶色を、形はお札を折らない長財布がおすすめです」と、紫月さんは言う。
「入金で使うキャッシュカードにはプラスエネルギーがあるとされます。イラストのように向かって左側に入れてください。支払いに使うクレジットカードにはマイナスエネルギーがあるので、右側に入れてください。
領収書は支払った結果なのでマイナス側に、お守りは金運に関するものだけをお札の近くに入れましょう。
2024年の12月26日は、一粒万倍日、天赦日、甲子が重なるスーパーラッキーデー。この日に財布を新調し、年が明けてから使い始めるといいですよ」
ピン札は金運を呼ぶエネルギーを持っている。お年玉はピン札を折らずに渡すといいそうだ。
*「一粒万倍日」は、一粒の籾から万倍もの米が実る日。「天赦日」は、天が万物の罪を赦す日。「甲子」は、干支の組み合わせの最初で、物事をはじめるのにふさわしい日、日本の暦の吉日。
◆教えてくれたのは:開運セラピスト・紫月香帆さん
幼い頃より占いや家相・風水に親しみ、四柱推命、九星気学、風水を取り入れた独自の「宿命カラー風水」「十干風水」を確立し、多くのメディアで活躍中。近著に『風水で開運部屋になりました。』(ナツメ社)。
取材・文/山下和恵
※女性セブン2025年1月1日号