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「ハルコのような人がいたらいいのに…という声をよく聞くんですが、それはいまの時代になかなかいない人だからなのだと思います」
林真理子さんの小説を原案としたドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ~マダム・イン・ちょこっとだけバンコク~ 』(毎週土曜日、23時40分~、フジテレビ系) で、“最強の毒舌マダム”中島ハルコを演じている大地真央。毒舌だが、愛ある言葉の数々で人々の悩みを解決していく姿が人気を博し、シリーズは第3弾を迎えている。
「いずれ第3弾ができたらという思いがありましたので、本当に決まったときには素直に嬉しかったです。第1弾より第2弾、第2弾よりも第3弾…とパワーアップしていったらいいな…と思いながら演じています」
第1弾が放送されたのは、2021年の4月。最初に話が来たときは、どんな思いだったのだろうか?
「林真理子先生の原作を読まれた方のコメントで、中島ハルコを大地真央がやればいいのに…という書き込みがWEB上にあったというお話を聞いたんです。“私が!?”と思って本を読んでみたら、ハルコがどんどんスーパーウーマンになっていくので、これはおもしろいと思いました。出演作を選ぶときには、いつも“これはおもしろそう”という感覚を大切にしているんです」
ドラマシリーズ第3弾では、大きな変化があった。
「第3弾で変わったところといえば、やはりアジアに進出したこと。タイ、カンボジア、台湾でも同時期に放送されています。タイとカンボジアでは撮影もしていて、私はタイ・バンコクの撮影に参加しました。ドローンを使った撮影もしたので、ドラマを通して海外の風景も楽しんでいただけると思います。撮影では象に乗らせて頂いたり、水上マーケットに行ったり、クルージングをして、いま振り返ってみても楽しくて本当に贅沢な時間でした。でも、撮影現場とホテルの往復で、プライベートでの外出はエンポリアムというショッピングセンターに日本食を食べに行ったくらい…(笑い)」
海外で放送するにあたって、不安なことはあるのだろうか?
「セリフを翻訳する際に、日本的な“侘び寂び”のニュアンスが難しいそうなんです。でも、ハルコがスパッと物事を言い切るので、スカッとした気持ちになっていただけるんじゃないかなと思っています」
忖度なしで物を言うハルコを演じるのは、演じる側にもパワーが求められるという。
「ハルコは閃きも行動も早いし、普通なら間を取るでしょうという場面でもポンポン進んでいくので、演じる上では体力も気力も必要です。(笑い)。セリフの量も多い時には1人で台本の3ページ、4ページ話すシーンがあったりしますから。でも、不思議とエネルギーが出る気がするのは、ハルコからパワーをもらっているのかもしれません(笑い)。
いまの時代にフィットしたテーマがおもしろいので、本当にいろいろなかたに見て頂きたいです。放送は少し遅い時間ではありますけど、土曜日の夜ですからぜひ!(笑い)。 週末に見て頂くみなさんに、また月曜日から頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいです」
ハルコは“美と愛のスーパードクター”。同じく大地自身の変わらぬ美しさは同性の憧れも的だが、美の秘訣はあるのだろうか?
「自分の口にいれるものに関しては大事だと思っているので、食品に限らず歯磨き粉も添加物が入っていない、なるべく自然由来のものを選ぶようにしています。でも、“郷に入れば郷に従え”というように、自分でチョイスできる状況のときに実践しています。
美容法で大切にしているのは、湯船につかること。お気に入りの入浴剤があるのですが、このドラマのロケでも宿泊先に必ず持っていきました。仕事で遅い時間になってしまったときにも、湯船には必ずつかるようにしています。あとは、肌を乾燥させないこと。スキンケアに関しては自分の身体にきいて、今日はオイリーなものをつけようとか、クリームでもさっぱりしたものにしよう…という形で使い分けをしています」
最後に、多忙な日々のリフレッシュ方法を教えてもらった。
「愛猫の存在が大きいですね。猫がいてくれると気が付いたら笑顔になっていますし、疲れも癒されます。あとはゆっくりお風呂に入って、ストレッチをして、マッサージチェアでリフレッシュしています」
※2月6日発売の『女性セブン』 では、ドラマの撮影現場に密着した特集&本誌限定インタビューを掲載中。
撮影/杉江拓哉(TRON) スタイリスト/江島もも ヘアメイク/持丸あかね 衣装協力/レオナール、ポメラート、フランクミュラー
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