ものすごくドラマを感じられるような脚本
松崎「これは余談なんですけど…。ぼくも大学を卒業しているんですけど、マネージャーさんがほかのメンバーに電話して“松崎って大学、卒業してるの!?”って聞いたらしいんですよ(笑)」
3人「あはは」
松崎「大学は卒業しているんです! ちゃんと! ここでアピールしておきます(笑)。でも、ぼくは数学が苦手なんですよね。こっしーは数学もできて計算も早いからつい頼っちゃう! ぼくたちは楽屋が一緒になることが多いんですけど、台本を読んでいてわからない漢字が出てくると、すぐにこっしーに聞いちゃいます」
越岡「誰でも読めそうな漢字も、聞いてくるんですよ(笑)」
松崎「念のため確認したいときあるでしょ? しったかぶりはよくないからね! あと、こっしーとはグループを組む前の小さい頃からいっしょにいるから、そういう関係性が自然と舞台でも出るんじゃないかなと思います」
辰巳「松さ、途中で話のテーマがわからなくなってるでしょ?(笑)」
松崎「えっ!」
福田「途中、迷子になりかけているよね」
越岡「とりあえず、それっぽいこと言ってさ(笑)」
辰巳「こっしーのキャラクターをね、教えてほしいんですよ!(笑)」
松崎「お金持ちです!」
3人「あはは(爆笑)」
松崎「よく、おごって!とお願いするんですけど、おごってくれるんで! シモン役だし、つい頼りたくなっちゃうんですよね」
越岡「なんか物理的な話ばっかだな」
辰巳「ほら、美に関することとか!」
松崎「あぁ! こっしーは、ヘアアイロンをする時間が長いんですよ! 楽屋で2時間とかあてていて」
越岡「いや、2時間は長すぎるから!」
松崎「でもそれくらい、こっしーは美に時間もお金もかけているんですよ。美容院にも2週間に1回くらいの頻度で行っているし、“美のマスター”ですね!」
越岡「(辰巳)雄大は視野が広い! あとは人のことをよく見ていると思います。モノマネのレパートリーが広いんですよね。雄大が演じるライアンは詐欺師で、人のことをよく観察していると思うんですよ。詐欺師っていろいろな顔を演じ分けているので、そういうところは通じるところがあるかなと思います」
辰巳「これだよ、松! こんなに簡潔にまとめてくれて!」
3人「あはは」
越岡「インタビューもチームプレーだからね。松が長かったから、短めにまとめたの」
松崎「さすがだね!」
辰巳「こっしーが言ってくれたように、ぼく、人のことをよく見ちゃうんです。役の上でも話術というところをピックアップしてもらっているんだなと思います。ライアンはよくしゃべるんですけど、それはイコール、人の話をほかの人よりすごく聞くということなんですよね。相手の懐に飛び込むために。そこはぼく自身と親和性があるなと思います。福ちゃん(福田)は、本が好き、観葉植物が好き、黒豆茶が好き。まとめるとおじいちゃんみたいな人(笑)」
3人「あはは」
辰巳「でも、リーダーとして、自分の意見を優先するんじゃなくて、ふぉ~ゆ~としてのぼくらの意見をまとめてくれる人なんです。みんなの意見を吸いあげてくれるところは、この作品で演じるユーゴにも通じているし、何より表には見せない熱さをもっているところがユーゴ役にすごくあっているなと思います。…ほら、松、ちょうどいい話の長さでしょ?(笑)」
3人「あはは」
福田「ぼくは犯罪集団のリーダー役で、実際にグループでもリーダー。同じリーダーではあるんですけど、リーダーとしての役割が違うなと感じてるんです。だから台本を読みながら、ぼくはいま“リーダーってこういうことか!”って勉強をしていますね」
3人「へ~!」
辰巳「作品に出てくる言葉が立体的で、目をつぶって聞いていたとしてもすごくドラマを感じられるような脚本なんです。だから1人1人のキャラクターが、とても魅力的にうきあがってくるんじゃないかな…と。最終的には、観劇した後でこの大悪党たちが次にどんな事件を起こすんだろう…と、続編が観たいと思ってもらえるようになりたいです! 劇場で、貴方の心を盗みます!」
3人「あはは!」

撮影/江藤はんな(SHERPA+) スタイリスト/小林洋治郎 ヘアメイク/国府田雅子、田坂たかえ 衣装クレジット/masterkey、NEW ORDER、Casper John、A-YARN、DIGAWEL、CULLNI、AIVER